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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/10/14(Tue)06:50

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おはようアイシャドウ

2011/05/08(Sun)23:45

 この土日、研究室のゼミ合宿で河口湖へ行っておりました。オルゴールの森美術館の収蔵品が圧巻だったり、富士山が綺麗だったりいろいろとありましたが、なかなか充実の旅行でした。旅行幹事はM1さんが努めたのですが、司令塔が旅慣れているとやはり頼りになりますね。ちなみに富士五湖周辺はまだ杉か檜かの花粉が飛んでいるらしく、ハイキングになった二日目は始終ぐずぐずとしていました。それもまた自然が豊かな証拠、かもしれませんが。
 毎年恒例の「真面目じゃないゼミ発表」も一日目の夜にあり、有難いことに三年連続の人気?投票一位となりました。例年通りスライドマスタも作ったのですが、今回はスタートが遅くて一応の形になったのが出発日のAM5:00でした。いつものように画像を載せたいのですがそれは多分次回くらいで。
 それにしても、上で書いたようにスケジュール管理に完全に失敗したうえ、定期のゼミやNHKの収録手伝いなども日程に重なったので今回はとても疲弊しました。睡眠時間だけはそこそこ取っていたのですが、寝る時に屋外の方が明るいような日が続くと起きても爽やかとは程遠いんですよね。いい加減にきつくなったので、そろそろ生活リズムを改善しようと思います。

 ゼミ発表の内容は例によって大したことは無いんですが、とりあえず、参考にした本は良かったですね。統計数学の基礎から各種統計手法の言語研究における位置づけ、実例までが載ったとても親切な構成をとっています。機械屋さんが読むことはそうはなさそうな本ですが、口当たりがやさしいので趣味でも楽しめるんじゃないかな。なんて、そこまで言ったら現金に褒めすぎでしょうか。
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No.382|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

身から出た錆による研究デュアルブート

2011/05/05(Thu)21:17

 研究室のM2さんが外部から貰ってきた画像ファイルを足かけ三日で所望の形式に変換。自分なりに結構達成感が有ったので、これ見よがしに出来た出来たと騒いでいたのですが、これが運の尽きでした。

 それを見た教授と助教さんは、「蛙にこういう作業をやらせると速い」と勘違いしてしまったようです。今の研究テーマで、たまたま運悪くハマリに遭遇していることも重なり、
「今のテーマよりもこっちのほうが良いと思うんだけど」
などと説得されてしまいました。
 確かに、勧められたテーマは論文を出しやすそうではありましたが、私の感覚から言えば、自分の背景にあるスキルが最も対応していないテーマなのです。仮に任せられても、スキル的制約で思うに任せなかったり、自分より適任な人物がいるはずという思いに駆られたりするのが容易に想像できます。
 複数のテーマを持つことは守備範囲を広げる意味で良いことだと思いますが、勧められた方のテーマをメインにするのは勘弁願いたい。
 そんなわけで、首を突っ込むくらいはしますがメインでやるつもりは有りません、というような返答をしてきました。

 しかも、後から判ったことですが、問題の画像ファイルはD2の先輩が一日目で別形式への変換に成功し、あとは研究室の自作アプリケーションに突っ込めばいいというところまで行っていたのです。この先輩のデータは私が変換して出力したデータよりも利用価値が高く、私はまさに井の中の蛙、尺沢の鯢ではしゃいでいたところを捕まってしまったと言えます。こんな程度の視野と能力ですから、私をそのテーマにあてがうのは失敗だと思うのですが。

 次に説得された時には、もっとちゃんと意思表示をしなければいけないですよね。

No.381|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

念ずれば動ず

2011/05/02(Mon)01:50

 ”機械に詳しそうなビジュアル”とは、トータルテンボスのお二人から頂戴したお言葉。これに恥じぬように精進したいところですね。って、これは今日、静岡市立伝馬町小学校にいた人にしか通じませんか。

 今日は(昨日ですが)NHK教育(Eテレ)のスクールLiveShowの公開収録がありました。先日来準備していた教材の出番ということで、私と研究室の後輩I氏はトラブルシューティング兼当日の裏方を担当。4/30に現地入りし、教材の動作テストと修理改良、当日のリハーサルと収録を経て、先ほど帰還したところです。4/30は宿に着いたのが25時半であったりして、番組製作は過酷なんだなぁとあらためて感じました。
 とはいえ楽しかったですけどね。初めての台本(裏方ですが)、初めてのロケバスなど、貴重な体験をさせていただきました。自分には判らない形で諸方面に迷惑をかけていたとも思われますが……。

 収録の中身は番組のネタバレになりかねないので、ここでは割愛いたします。オンエア後に私が覚えていれば、写真も交えて紹介するかもしれません。とりあえず、かいつまんで言うとラジコン台車のキット(これが私の今回の製作物)を小学生が組み立て、様々な形で+αして競技を行った、というところでしょうか。会場の伝馬町小学校と、同じ市内の森下小学校の対抗戦ということもあって激しく盛り上がりました。

 まぁ値の張る教材だったわけですが(ってもNHKのお財布ですけど)、個人的にやった甲斐が有ったと思われたのは、子供たちがロボットに向ける眼差しが本気だったこと。特に、壊れたり、急に調子が悪くなったりしたときにロボットに向けられる心配は、まさしく機械への愛の芽生えですね!
 ロボコンの教育効果が叫ばれて久しいですが、今回のこれも、子供たちを一段階”ものにも優しく”するのに貢献できたなら幸いです。


 そうそう、収録前日の夜中12時頃、我々は会場でロボットの改良をしていました。私はシャーシに穴をあける担当で、さくさく穴あけが出来ることに恍惚となっていたと思われます。が、そんなときの一幕。

(チーフディレクターさん)「その独り言にはリアクションしないと駄目なの?」
(蛙)「え、あ、私、なんて言ってましたか」

 あな恐ろしや。変な事を口走っていなければ良いのですが……。

No.380|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

偶然のトラブルに己の判断ミスが重なる事を言う

2011/04/29(Fri)00:26

 逆境とはぁぁっっ。

 最近、レーザー加工機関連の作業に足を引っ張られている印象があります。今日も使ってきたのですが、レンズに炭化物が付着していたことで出力が大幅にダウンしていて、材料が切れませんでした。いえ、カーボンの膜が付着しているということは予め聞いていたのですが、まさかこれほどとは。おかげでレーザー加工機で切るはずだった部品はバンドソー(つまり手作業)で切ることになってしまいました。手作業で作れるように設計し直す必要もあったりして、面倒くさいったらありません。

 加えて愚かなのは、私が金曜日もレーザー加工機の使用を申請できると勘違いしていたことでありまして。29日って普通は休みの日なんじゃん!とは、今日気付きました。こんなことをしているようでは……

No.379|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

天満天神講

2011/04/24(Sun)22:22

 ちょうど今頃じゃなかったかと思うのですが、地元、栃木県小山市のある地域には天満天神講という行事が有りました。

 その日は、普段人気のない小さな神社に小学生が集まります。そこでは数名の大人が待っており、子供たちは手の甲(確か左手だったような……)に小さく白飯を注いでもらいます。そして、小さな本殿の回りを一周。回り終えると、そのご飯は子供たちが食べることになっていました(食べなければいけないのかどうか、はっきりとは覚えていません)。
 神社で行うのはここまでで、終わると子どもたちは、今度は町内の公民館に集まります。実は、子供たちはめいめい自宅から皿を持って来ることになっているのですが、その出番がここ。ちょうど昼時で、公民館ではカレーパーティが開かれるのでした。やれ、誰それの皿は小さいだの、誰それは何杯おかわりしただのと騒ぎ、帰り際にはちょっとだけお菓子も貰えた記憶が有ります。
 ちなみに、この時のご飯は各家庭から米を一定量徴収することで賄っていました。ですから、ちょっと小知恵の働く高学年になってくると、今年は元をとった、なんて言ったりもしていましたっけ。

 全国各地に天神講というのはあるようですが、検索して眺めていると行事の中身は必ずしも同じでないみたいですね。wikipediaのこの記事だと、北陸方面の行事には比較的統一感があるようです。当地では鰈が供えられるとのことですが、なんでもこれは道真公が鰈好きだったことに由来するとか。(例えば、福井県漁連が関わっているこのページ
 さて、そう聞くと地元の行事で食べる料理が気になってきます。もしかして、カレーと鰈を掛けている?
 そうだとすると随分近代的なアレンジですが、内陸県においてはなかなか現実的で気の利いた機転と言えるかもしれません。それに、万人受けするカレーライスなら、きっと菅原道真だって食べて嫌ったりはしますまい。


 この天満天神講、今も行われているかどうかが定かではないのですが、続いているとすればこの近辺の土日ですか。細々でいいので、続いていると良いと思う次第です。
 だってほら、やっぱり少しは御利益を期待したいじゃないですか。

 ……うん、明日はカレーにしよう。

No.378|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()