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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/10/13(Mon)15:43

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休暇か在宅業務か

2011/08/10(Wed)02:12

 研究でいただいていた助成金の報告書を書かねばならないので(現物を書くのは多分応募した教授ですが)、8月中に試験機を作らなくてはいけません。
 しかし、8月は11~14、16、17日が入講不可能。加工をするのはその後になるので、入講禁止のうちに設計を完了させておかないといけないわけですね。おえー。

 確かに、これまでだらだらと先送りにしていたのが悪いんですが……実家で図面をつくるなんて何時以来か。
 一応、実家は設計中にネットサーフィンが出来る環境ではないのが幸いと言えば幸いなので、慎ましやかで落ち着いた試験機を設計してくる事にします。

 とか言っといて、結局蓋を開けてみたらいつものたどたどしいデザインになっていたりして。
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No.400|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

武具と文末

2011/08/05(Fri)02:32

 先日古本屋で買った、飯嶋和一「神無き月十番目の夜」を読みました。この著者の小説は「始祖鳥記」が読了済、「黄金旅風」が読みかけ、という事でこれが3作目だったのですが、他2作に比べて明らかに速く読み終える事が出来ました。
 というのも、著書の時代小説は文章がとても平坦なのが特徴で、後の2作は長時間読むのが難しかったのです。殆ど同じ響きの文章が滔々と続き、ただひたすら出来事や人物の説明がなされているような、そういう印象を受けていました。(こう書くと後2作は悪いように見えてしまいますが、そんな事は有りません。ただ文体だけが驚くほど抑制されているのです。)
 ですが、こと「神無き月~」ではこれが表現として効いていて、重厚な迫力が有りました。雨垂れが石を穿つように少しずつ圧し掛かってくる文章には、例えば冲方丁「天地明察」のような爽やかな(語弊があるかな……)時代小説とは違った力感が満ちています。

 加えて、以前茨城に住んでいた事もあるもので、舞台の山里を身近に感じるところも有りました。引き込まれたのはそれも一因でしょう。

 というわけで、今度はより地元に近い場所が舞台の作品も読んでみたくなります。何が有るかなぁ。

No.399|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

がんばれ近大高専

2011/07/27(Wed)00:18

 甲子園の予選の季節には、毎年各県の高専の結果を調べては一人で盛り上がっています。知っての通り高専は全国の高専全てをひっくるめて甲子園経験が有りませんので、勿論応援すべきは全国の57高専です。(実際には、野球部が無かったり高野連に加盟していなかったりで実数はもうちょっと少ないですが。)
 ただ、母校も含めて決して強豪校とは言えないので、予選の後半、終盤に高専の名前を聞く事は残念ながらあまり多くありませんでした。

 さて今年。はい、題目にも書いた通り、三重県の近大高専が強いのです。今日(26日)の段階で、三重県ベスト4ですよ。しかも相手は全て近年に甲子園経験のある、桑名西、宇治山田商業、久居農林、菰野です。これは凄い。本当に。
 2009年には巨人にドラフト2位入団の鬼屋敷選手を擁してベスト8だったわけですが、今年はそれを上回る活躍です。

 ありきたりな文句しか並べられないのが歯がゆいですが、頑張れ近大高専!


 あと2勝して甲子園に出場したら、是非とも応援に行きたいですね。

No.398|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

直動の楽園

2011/07/21(Thu)02:38

 空気圧、油圧、水圧機器は軒並み直線運動。直動を制する者はロボコンを制する、を格言としている(つまり、どちらも成し遂げた事は無い)蛙は、フルードパワーエキスポで目の保養をして参りました。
 はい。要するに、IFPEX2011に行ってきたわけです。この湿度の中、身嗜みに関するチキンっぷりを発揮し3シーズン用のスーツで行ってしまったので暑くて大変疲れました。

 ガス圧、液圧の直動機器はストロークが比較的短いのが嗜好的にマイナスではありますが、軽快な音や形は素晴らしいと思うのです。獅子おどしの様にエアシリンダが動いていても、それはそれで良い風情がありますし……。
 あ、勿論、油圧モータをはじめとした回転運動の機器が嫌いとかそういう事ではありません。念のため。

 ところで、先月のFOOMA、今月のIFPEXと最近月イチでビッグサイトに行っているのですが、さて来月はどうなりますやら。一応、8月3日からの加工関係見本市の招待券は研究室にありますねぇ。
 まあ、この手のイベント事に一匹で行くのは行事の難行部分が先に立ってあんまり面白くない……ような気もしますけどね。

No.397|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

スネドンのインデンテーションシンドローム

2011/07/15(Fri)01:20

 マイクロインデンテーション試験法との距離感が掴めません。

 あ、自分の研究で作っている試験機の話です。
 材料の力学特性を試験するという目的は共通なので、じゃあ何が違うんだよ、という話になってしまうのですが、それを考え出すと手前の試験機に利点が見つからないというか。
 もちろん材料試験の方法を評価して欲しい類の研究ではないので(それは寂しくもあるのですが)、目的を果たせれば良いと割り切るのも手。ですが、そうすると尚更、既存の方法を選ばない理由が無くなるんですよね。

 まぁ、元はと言えば今の試験機を構想していた頃にはインデンテーション試験について詳しく調べなかったのがいけないので、その分余計に今頭をひねらざるを得ないのは仕方ないのでしょう。

 良いところを探そう!ということであれば、
うちの奴はマイクロorナノインデンテーション試験機に比べてストロークが長い!
なんてのがあるのですが、これは目下短くする方向で検討中。何という様だ。

 こんな所ではまりたくないので、気張りどころです。

 しかし、今日のエントリーはタイトルも含めてグダグダですね。書いた本人にしか判らない、という様な。こういう文章を、抑制の効いていない文章と呼ぶのかな、と思います。

No.395|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()