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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/10/10(Fri)20:00

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昔取ったキネクト

2011/11/09(Wed)01:53

 NASTRANだのANSYSだのを使った応力解析がメインの臨時RA、と言うのが有るのですが、これが思ったよりも肉体労働です。と言いますか、頭を使っていないんですね。自分の事ながら腹立たしい。

 FEAのプリポストに至っては使い始めて4年になるわけで、マクロの一つも使えない(使おうとしてない)のは己の怠慢以外の何物でもないし。
 こんな体たらくじゃあ駄目だよ。
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No.421|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

Condyleをなぞる

2011/11/08(Tue)01:41

 母校の図書館が、文化祭の最中、古くなった蔵書の放出をやっておりました。そりゃあまあ古い本ばかりなのですが、中には面白そうな本もあり、何冊か貰ってくる事が出来ました。
 まず、「設計家の歯車」。助詞の使い方がおかしい気がしますが、中身はひたすら歯車関連の設計です。それでいて序文には「設計者としてのセンスを伝えたい」旨の事が書かれているのがインパクトですね。確かに、端々に経験論が語られていて興味深いですが、その目的に対して全部歯車の設計ってのは的を絞り過ぎではないかと思うのです。転位させたかさ歯車の設計なんて、一生使わないんじゃないかな……。

 二冊目は「電子機器の製図」。パラメトロンについて項目が割かれているのが時代を感じさせますよね。真面目な話、私自身この分野に触れた事が殆ど無いので参考書として役立てられる事を期待しています。

 三冊目、「わが友、石頭計算機」。個人的に計算機というフレーズでしばしば検索をするのですが、常に上位に出ていて、かつ得体の知れなかった本があったので貰って来ました。ぱらぱらめくった程度では正体が判りません。

 そして四冊目は、「趣味の構造力学」。このテンションの上がるタイトルですよ。内容は、戦前の建築雑誌に載っていた懸賞付き構造力学問題の問題、入選解答、出題者による講評を纏めたものなのですが、なんだか構造力学が流行り始めた頃のわくわく感が漂っています。何しろENIAC以前なわけですからね。入選するかどうかも、いかにエレガントで直観的に解いているかで決まると言うのですからまったく優雅そのものです。あえて突っ込むとすれば、誰に買わせたかったんだ、というところでしょうか。

 総じて、思わぬ収穫になりました。

No.420|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

マグカップとどんぶりと音

2011/11/02(Wed)03:30

 今日は少しは早く帰るつもりが、夕食後TAの資料作成(の続き)をしていたら結局昨日と同じ時間になってしまいました。ほとんど日常業務しかしていないはずなのにこの有様では先が思いやられます。

 特に、11月末から12月頭には8日間で5つのアウトプットが必要で、しかもその一つは合宿含み。各用件のどれがということではなく、その日程全体が非常に嫌なのですが、仕方ありません。うおー、いやだー!

 適度な感覚でアウトプットの用件に取り組む事は研究を促進しますが、いたずらに吐き出すばかりな日程は、こと研究に関しては何の役にも立ちません。だから”意識の高い”なんて表現が胡散臭く聞こえてしまうんだ。

No.418|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

R vs RA

2011/11/01(Tue)03:33

 今一つ理由がはっきりしませんが、忙しいです。
 今日も、研究の後にTA(ティーチングアシスタント)の仕事をしていたら26:30。それでも積み残したタスクを後日に回している様な状況です。一応、研究室には一番乗りで来ているんですけどね。これはタスクが多いのか、こなす側の出力が小さいのか……まぁ、両者の重みはおおよそ3:7ってところでしょうか。

 とりわけよろしくないのは、M2さんと一緒に取り組んでいる研究(の自分のタスク)が一向に消化できないことでして、こればかりは研究室外にも関わるためのらりくらりしているわけにもいきません。共同研究先への報告は11月29日前後になっているのですが、それまでの間でどれだけ時間を割けるが勝負です。いや、割きますが。

 しかし、自分のメイン(だと思っている)研究が別にある状態で他のテーマに参画していると、比重の配分が微妙ですよね。

No.417|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

すごいこととすばらしいこと

2011/10/27(Thu)01:52

 自分を御する手段の一つとして、凄い設計と素晴らしい設計を別物だと考えるようにしています。無論、個人的な感覚の域を出ないわけですが、一応前者は複雑怪奇であったり、非常に精密であったり、よく凝っていたりする、そんな設計を、後者は目的に対する合理性と必然性のある設計であると(自分の中では)定義しています。

 翻って自分のしてきたことを省みてみると、やはりどうしても合理性、必然性から逸れていくことが多かったように思うわけですね(※凄いわけではない)。ただ、それが良いのは”凄いことを目指す”場合に本来限られるべきで、そんな場合というのは殆どが趣味のものづくりと相場は決まっています。いや、”凄いことを目指す”という目的が有るのなら、凄い設計というのは目的に適った素晴らしい設計でしょうか。

 研究で作っている試験機の図面の変遷を見ながら、そんなことを考えたのでありました。

No.416|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()