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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/10/08(Wed)22:29

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クラインのどつぼ

2011/11/16(Wed)02:22

 3時間半かけてCT画像から手作業で骨を抽出した後、「そういえば以前書いたプログラムがここで使えるよね」と思い立ち、記憶を辿りつつそのプログラムを適用したところ、骨が無くなってまっさらな画像になってしまいました。
 ひとしきり絶望してからあらためて思い出すと、骨の画像は2値化してから入力しないといけなかったのでした。

 もう。ただでさえ時間が無くてあえいでいるのに、そうやって一日を20時間に減らす様な真似をしちゃいけませんよねぇ。気持ちも荒むしさ。


 こういうとき、忙しくて判断力が云々、という話になることがありますが、えてして当人はまともなつもりなんですよね。今回も、あと少し処理をかければもう一歩進める、という(多分)正常な欲望が原因だったわけで、きっと修羅場でなくても同じ事をやりそうな気がしています。
 というわけでこれからはもう一手、慎重に。
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No.426|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

大山鳴動させて鼠の骨を

2011/11/15(Tue)02:46

 叫びたい。土曜の夜中に回した解析(RAの仕事)の後処理を終えたと思っていたら、荷重の引張と圧縮を取り違えていた事に気付きました。他の誰をも責めようがない自分のミスだというのがまったく腹立たしいですね。

 それでなくてもメインの研究で11月中に結果が出なきゃいけないっていうのに作業量的に見込みは薄いし、意義の薄いポスターも作らなければいけないし、月末には今回のRAの依頼主とは別のお医者さんに報告しないといけない用件がある(しかもその内容を作るのはこれから!)し、ゼミもTAもあるし!下らないミスで堂々巡りしてる暇なんかないんだってのよ馬鹿野郎畜生!

 というような事を、実験室で叫んでこようかと考えたのですが、いざ叫んで予想より声が出なかったら凹むだろうな、と思ってやめました。
 まあ、まだこうして帰宅出来るだけ余裕があるということで。

No.425|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

昔貰ったメモの使途

2011/11/14(Mon)02:22

 土曜日にロボット展に行ってから研究室で仕事(RA)をしたところとても疲れたので、仕事のめどは立ちませんでしたが一日休みました。意義深い週末でした。

 今回、RAということで稼働時間を出す為にタイムカード(ただのメモ)をとりはじめたのですが、これがあると急き立てられる感じがして有効ですね。特に、お前はこんなに時間を費やしてもまだ出来んのか、という叱咤の自給自足が。9:00から25:00まで全部これだときついですが、締めるべきところを締めるためなら良い気もします。

 って、それが普通ですか。

No.424|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

灌漑も浸る

2011/11/11(Fri)00:29

 学会の抄録の提出期限が明日だと言うのにまったく集中する気にならず、午前中から良く判らない破壊衝動が有ったので、今日は23時に切り上げて帰ってきました。狭義の1日の間に研究室を出るのは久し振りです。

 ものにやさしくをモットーにしている自分が破壊衝動というのも珍しいなぁ、と我ながら思っていたのですが、やはりと言うか当然と言うか、物に当たれるわけがないんですね。ただただ、手に持っているシャープペンを思い切り折るとか、机を蹴りあげてみるとか、パイプいすを投げてみるとか、そういう不毛な想像が脳裏をよぎる感じです。
 もっとも、そんな事をしたら貧弱な自分がタダでは済まないことも容易に想像できるので、落ち着いた状況(今)で思い返してみると白昼夢みたいなものにも思われます。まあ、意図的にジャンクフード(ぺヤングソース焼きそばの大盛り)を食べたら少し収まったというだけでも、貴重な経験と言えるでしょう。


 それで。
 その日のうちに帰ってきたのと、前述の駄目っぷりに嫌気がさしたので、今日は風呂を立てる事にしました。多分、自室で風呂を沸かすのは約半年ぶり。折角湯船が有るのに、勿体ないことをしていますよね。

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地底人を尊敬する

2011/11/10(Thu)02:02

 地底人というと語弊がありそうですが、私は地下の実験室に籠らなければならない人を尊敬します。
 今日は、研究室のB4さんを手伝うために、共同研究先の企業にお邪魔して来ました。開発している物が振動に敏感なため、実験機器は地下室にしつらえてあるのですが、その部屋の閉鎖的なことと言ったら。部屋としては、いわゆる普通の地下室で、実験機器のほかに在庫が保管してあったりするような場所です。ただ、そこに一人で籠って実験をするのは私にはちょっと厳しいですね。実験が順調にいけばまだ大丈夫かもしれませんが、トラブってにっちもさっちもいかなくなったとき、精神の安定を保っていられる自信が湧きませんでした。って、それは単に自分の問題解決能力が低いだけなんじゃないかというね。

 最低限の実力と誰も居ない地下室でも心の平安を保てる精神力。なんだかとても程度の低い話になって申し訳ありませんが、自分に不足している成分の二つですね。

No.422|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()