D論を書くまでの一年半の間に何をやるべきか、今そんなことをまとめているのですが、ちょっと項目が多すぎて手が回らない感じになってきてしまいました。来年度は入ってくる学部4年生が例年より一人少なくて、当然のことながらこのテーマの働き手は増えません。そのくせ外部と共同研究しているテーマの戦力に私も計算されているというのが、(光栄ですが)また足を引っ張ります。自分で言ってりゃ世話無しですが、そんなリソースはこの身には無ぇよっつー話ですね。
ここで己がテーマを変えて、少なくとも今戦力と見積もってくれている研究に軸足を移せば、ある部分は良くなるかもしれませんが、それもどうだか。研究の止め方、というのを考えるにはまだ早いと思うわけです。時間と労力の制約のせい、と言ってしまえば俄然妥当に聞こえますが、その制約は研究内容によって生じたものではないからなあ。
それに、先の共同研究のテーマについてはうちの教授陣があまりにも楽観的なのが不可解というか不快というか。明らかに手招きの素振りが見える割に、目的意識しか話題にしないのは何故なんでしょうね。そこをなんとかするのがD論だ、と言ってしまえばそれまでですが、まだ釈然としない面が確かにあります。不気味なだけなら突っ込む気力も湧くのに。
とまあ、こうして現在の方向性に固執するところが、社会的に博士が嫌われる原因のひとつなんだよなぁとも思います。
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