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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/10/03(Fri)05:00

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実験室登校

2012/06/29(Fri)01:17

 研究で必要なデータを取るために、一日中実験室に入り浸っています。自分で計画した実験とはいえ、まるで終わりが見えないのはどうしたものでしょう。
 実験はいくつかのフェーズに分かれているのですが、そのうちのあるフェーズがやたら集中力を削ってくるというのも問題です。ほとんど5分おきに叫ばないとやっていられないような感じで、気が狂いそうとはこういうことだなと久しぶりに思いました。これを最低あと11日はやらなきゃいけないわけか……

 こういうとき、自分がもう一人ほしいんですよね。大量のワークがあって、それに施す各フェーズが直列につながっているのですから流れ作業実現の効果は絶大なはずなのです。作業者が一名では流れ作業もへちまもないぜ。

 恨み言を言っても始まりませんが、人員不足ですって、やっぱり。
 
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No.466|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

最も弱小なロボコンオタク

2012/06/28(Thu)01:40

 今日のことではないのですが、母校でなされている高専ロボコンの学内選考についてブラザーから連絡がありました。
 結果、彼と友人たちのアイデアはすべて落選したとのこと。母校ではおおむね2ないし3の団体から合計10~20程度のロボットのアイデアが出されるのですが、その中でブラザーのいる機械・電子チームは出場権を得られなかったそうです。

 なんだか、ブラザーが私と同じ轍を踏んでいるような気がしてならないですね。ちなみに私は5年間で5回落選。

 母校の学内選考では伝統的に通称”電気科チーム”が強く、各学校に割り当てられる2枠の出場権のうち1つは確実にここが獲得しています。それで、残りの1枠を機械工学科中心のチームか電子制御工学科中心のチーム(中心といってもそれは指導教員がどこの学科かというだけで、学生メンバーは各学科入り乱れる傾向があります)が獲得できるかどうか、という展開です。ただ、2枠とも”電気科チーム”が持っていくこともしばしばあり、私が在学していた頃も、5年間のうち3年間はそうだったのでした。悔しいですが、実力(実績)的に見れば妥当な面は確実にあります。実際、母校が全国大会に行ったことは過去14回あるのですが、うち13回がこのチームから。単年度レベルでの実力といい、コンスタントに結果を残すマネジメント力といい頭が下がります。

 なんでこんな話題にしたかというと、また悔しさがぶりかえしたからですね。
 高専出身でロボコンファン、実際ロボット作りもしてる(最近作ってないですが……)というと、まず間違いなく「いつの大会に出たんですか?」と聞かれるわけですが、毎回、「うちの高専には学内選考っていうのがあって……」というところから答えなければなりません。そのダサいテンプレートは言い飽きました。
 また、折り合いがついているうちは原動力になるんですが、何かの拍子にバランスが崩れると仕事が手につかなくなりなかなか厄介でもあります。いやまあ、こういう性格だから落ち続けたのかもしれませんけど。

 というわけで、ロボコンをやりたくて高専に行ったのなら何が何でも出ましょう!というのが私の主張です。大手搦め手、どんな手を使ってでも実現するべきです。ブラザーをはじめ、落選した人たちは雌伏の期間を迎えたわけですが、その間に何をするか、来年に出場権をとるために何ができるか、一所懸命考えるべきだと言えます。いやほんとに、まだ悔しいんですよ。で、たぶんこれからもずっと悔しい。こうならないように、頑張ってくださいね。
 

 って、普通そんなふうにはならないか。

No.465|バイオ研もろもろComment(2)Trackback

関数電卓が使えない院生

2012/06/21(Thu)00:51

 半年くらい前からLCDが不安定になっていたPCG-850V(SHARP)がいよいよ厳しくなってきたようなので、買い替えを検討しています。ポケットコンピュータの話です。

 以前から「VAIOtypePは絶対ポケコンだよね」などと抜かしていた蛙の末裔ですが、実は今日までPCG-850Vに後継機種が出ていることを知りませんでした。その最新機種、PCG-850VSは2009年発売だそうで、いったい私のアンテナはどこを向いていたんだという感じですね。
 で、中学を卒業してこのかた、計算と言えばポケコンという形で育ってきたもので、私は関数電卓が使えません。いや、それは言い過ぎといいますか、もちろん関数電卓を目の前に出されれば四則演算くらいは普通にできますけれども、ちょっとマイナーな関数、あるいはモード変更なんかが入ってくると、できるはずだけれども試行錯誤必須、という感じでパチパチ打つには至らない気がするのです。

 実のところ、かつてEL-5050(SHARP)というプログラム関数電卓も所有していた時期がありまして、関数電卓を使った経験がないわけではありません。ですが、この機種はラジアンモードも無いような古典的イケメン。参考にはなりませんね……。そんなわけなので、近いうちにポケコンと関数電卓(安いやつ)を買うつもりです。

 いやぁ、まさか理工系の博士課程学生の身で関数電卓も使えないとは。やるなあ、自分。
 

No.464|バイオ研もろもろComment(2)Trackback

論文サーフィン

2012/06/19(Tue)23:35

 うちの大学の図書館では、公費だけでなく、私費の文献複写依頼ができます。この制度、どれだけの学生が使っているのかは知りませんが、私は結構お世話になっています。
 とはいえ、研究に直接かかわる文献は公費で依頼するのが筋なわけで、私費で依頼するのは研究から少し外れた文献です。平安時代末期の歌人についてとか、江戸時代の国学者(調べたかったのはその父親)についてとか、明治時代の養鶏についてとか。……これを少し外れたと呼ぶのは語弊がありますね。

 正直なところ、これらの資料が役に立ったことは過去ほとんどないのですが、まあ決して無為に集めているわけではないのでそこはそれ。むしろ最近は、こういうことができない環境に置かれたらどうしようかとさえ考えてしまう次第です。

No.463|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

快活閉集合

2012/06/17(Sun)22:19

haruzemi2012up.png 土曜日から研究室の合宿で東伊豆に行っていました。
 金曜日にはゼミで発表を担当していて、その準備と今回の合宿(の中のゼミ)の準備とで結局また修羅場になってしまいました。合宿二日目だった今日も、昼食注文後の空き時間に意識を手放す有様。

 画像はその合宿のゼミで使ったスライドマスタです。背景の写真は大学構内の航空写真、どう作ったらいいかわからなかった右下の緑の模様はBradley Hand ITCフォントで書いたクエスチョンマークの上下反転、というあたりが微妙感の原因でしょうか。それと研究室名は、うちの研究室のある建物の航空写真に透過色のグラデーションをかけて文字型に切り出したもので……って、よく見てもわからねえよ。
 ちなみに内容の方は昨年夏に案を出して3月後半あたりから具体的に検討し始めたということで、研究室の中では比較的長期に渡るプロジェクトになりました。4月から作り始めた縦横1mを超える実験機器を合宿まで知られずに隠しておくのが大変でしたね。

 研究室内の人気投票では有難くも1位を拝領したので、これからまた一年、「春ゼミだけのひと」と思われないように頑張らなければいけません。難しい話だ……。
 

No.462|バイオ研もろもろComment(2)Trackback