大実験教室展に行ってきました。都内某大学(いまさら……)のブースにて頭蓋骨をいじくりながらじゃがりこを食べていました。って、ちゃんと実験教室の手伝いもしましたよ。前日の荷物搬入とか、終了後の荷物運びとか。
このイベント自体はもともと小中高の理科の先生と小中高生向けに誂えられたものだったようですが、先生陣はともかく現役児童生徒陣はほとんどが小学生でしたね。
そんなわけで、今日はたくさんのこどもたちに骨導音観察(?)装置を使ってもらうことが出来ました。(※もちろん今回はただ遊んでいただいただけで、データをとることはしていません。)会場では説明に加えていましたが、この装置は食感の研究のために普段使っているものです。
誤解の余地のある言い方になってしまいますが、これって、日頃こどもたちと接する機会の無い学生(食感の研究をしている学生です)にとっては、夢のような出来事なんですよ。「食感ってきっとこどもとおとなで違うだろうな」、とは誰もが思うわけですが、実際にたくさんのこどもたちから食感の話を聞く機会なんてそうそうないわけですから。
それで楽しんでもらえたのであれば言うことはありません。つまんなかった、という方はごめんなさい。
そういうことなので、今日は疲れはしましたが面白かったです。
自分のことばかりで恐縮ですが、人間工学的なテーマの場合、より楽しんでもらえる、より興味を持ってもらえる、そういうコンテンツを用意して積極的にこういう場に出ることが研究そのものの出来にかかわってくるのかも、と結構本気で思いました。
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