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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/07/14(Mon)06:51

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落ち葉飛行

2010/10/10(Sun)00:16

 研究室のPCにwindows7を入れたのはいいんですが、スリープ状態から復帰しないことが一回あってまた焦ってしまいました。調べてみると割とよくある症状らしく、ビデオカードまわりに原因があるそうなので、ドライバを更新しました。(最初から最新のをいれとけよ、という話ではあります。)
 一応これで前述の症状は消えたように思うのですが、復帰しなかったときに一度強制終了してから立ち上げたらBIOSの時刻が初期値に戻ってたんですよね。マザーボードの電池切れもあったのか、あるいは別の何かが隠れているのか、緊張感のある毎日を強いられそうです。


 全然関係ありませんが、細長い葉っぱや短冊状の紙を高いところから落とすと、長手方向を軸にして、くるくるまわりながら一方向に転がるように飛んでいくことがありますよね。
 wikipediaのカール・フリードリヒ・メールヴァイン(※)の項目にある絵を見ていると、その絵の飛行具で高所から飛び降りたら先の要領でくるくる回りながら飛んでいくような気がします。彼の飛行は上手くいかなかったようですが、もし仮に、彼がくるくる回りながら落下していたらそれは飛行に数えられたのでしょうか。今なら飛行かもしれないけれど当時なら落下、とか、そんなことになったりするのかもしれません。

 ただ、黎明期の飛行具には鳥を模していたものが大半だったと思われるので、水平尾翼のないものも多かったろうと思うわけです。だとしたら、一機くらいは前転か後転しながら飛んだりしたんじゃないでしょうか。

 その点では、「人類初飛行」というのは、その記録ができた当時の”飛行”という言葉がどんなふうに定義さえれていたかに依存している部分がなくもないと思います。そんなふうにして、歴史上最初に”同時代の多くの人が飛行と認めるような運動”を行った人物に初飛行の栄誉が与えられたとすれば、”飛行”という言葉の持つ概念の変化はそこで止まり、以来”飛行”と言えばその人物の行動に準じたものになった、なんてこともあるのかも。

(10/11追記)
※昨日ここの人名をアルブレヒト・ベルブリンガーと書いた後、なんか間違えたような気がしたんで昼間wikipediaを見直してみたら、案の定間違っていました。やはり思い浮かんだ傍からだらだら書き連ねていくと良くないですね。失礼しました。
 ちなみにベルブリンガーは仕立屋だったそうですが、そんなふうに本業を持っている傍らで飛行に挑戦するのは日本の浮田幸吉と通じるものがあります。ちなみにベルブリンガーについてはドイツで戯曲や映画、小説が作られていて、彼が活躍していたウルムの街には銅像もあるそうです。一方幸吉についても近年評価が高まっているような気がしますが、このことは二人の、本業はしっかりやりつつ飛行に挑む、という姿勢が、社会的立場は守らねばならないけれど、それでも心躍る何かに挑戦したいという現代的なバランス感覚に噛み合うからかもしれませんね。
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No.315|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

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