一ヶ月ほどの下調べや躊躇の末、Kindleを注文しました。とある英語のソフトウェアのマニュアルを印刷するのに萎えたというのが直接のきっかけでしょうか。100ページを超える資料になってくるといい加減取り回しが悪くなってきますし、紙の節約のためにA5サイズで印刷するのではKindleの画面とそう変わりません。ならば拡大表示ができる方が優しいだろうという寸法です。
で、当然注文を受理したというメールと、Kindleのユーザーとして登録された(電子書籍購入時に請求が来るアカウントが決まった)というメールと、発送したというメールが英語で来ました。
自分に対して打たれた英語のメールを読むことになったわけですが、その瞬間、自分が英語社会に取り込まれたような気がしました。あぁ、自分はこれから英語でも暮らすことになるんだ、みたいな。
英語を使わなきゃ生きられないよ、とは、何かあるごとに聞かされてきた話ですが、いざ自分の事と意識してみると、存外に明るいことのように感じられたのは幸いでした。まあ、アメリカの科学技術系書籍の良さを刷り込みのように吹きこまれていることもありますし、拒否する理由の方が薄くなりつつあるのでしょう。
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