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2025/02/02(Sun)21:06
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ポリシーは「ものに優しく」。 人畜無害で善良な変質者を目指します。 って、なにそれ?
2015/02/03(Tue)23:31
今日は節分でしたね。
昨年の節分は、恵方を間違えたまま恵方巻きを食べ始め、食べている途中で気付いて驚きの声を上げる、という何をしているのかわからない体たらくでしたので、今年は心の準備をちゃんとしました。
また、九州に来て初めて知った「かす巻」というお菓子が恵方巻きとして売られていましたので、二日前に興味本位で購入しておきました。
↓これです。
かす巻はあんこをカステラの生地で巻いたもので、長崎や対馬で知られている菓子なのだとか。見た目が松山の一六タルトに似ていますが、あれより生地が重いです。なんたってカステラですからね。私が買ったものはあんこもどっしりで、生地とあんこの体積比は6:4くらいでした。全体の大きさも写真の通りなので、質量もロールケーキ1本分は優にあります。
で、これを恵方巻き風に食べるんですか?マジで?
でも西南西を向いて、他に飲み食いせずに、無言で1本を食べ切りました。去年の私とは違うんですよ。
ですが……
これはきつい。
とても美味しいのですが、とても重いのです。私は普段あんぱんを食べないので、昨年1年分くらいのあんこを食べたのではないかと思うほど。幸せすぎて辛い、というのはこういうときに使うのかもしれません。
ちなみに、今日はこのために夕食をほとんど食べずに帰宅しました。いやあ、準備万端で助かりました。
No.574|バイオ研もろもろ|Comment(0)|Trackback
2015/02/01(Sun)21:24
No.573|バイオ研もろもろ|Comment(0)|Trackback
2015/01/02(Fri)21:25
あけましておめでとうございます。
実家のテレビで箱根駅伝を見ていました。ご存じのとおり今日は往路。青学良かったですね。陸上競技について知っていることは多くないのですが、青学大チームには独特のオープンな雰囲気が漂っていて、いい味が出ているなぁと感じます。監督の人柄なのでしょうか。
そして明日。東工大OBとしては、東工大初の箱根ランナー、9区の松井選手を全力で応援する所存です。
一昨年の予選会の後、当時の所属研究室で予選会の記録を見て、「こんな速い人が同じ大学にいるのか」(正確には、「東工大に松井君っていうめちゃくちゃ速い選手がいるんだけど、この松井君って図学にいたあの松井君だよね?」)、「学連選抜が無くなるなんて可哀そうすぎる」、「いや、学連選抜は1年後に復活するらしいからそこでチャンスはある」などと後輩と話したことをよく覚えています。
そう、うちの研究室の院生は、松井選手の所属していた学類(機械系)で図学や工業力学のTAを担当していたのでした。
というわけで、私やTA仲間はその頃から松井選手を応援しています。今年の予選会の日には速報を読んで勝手に盛り上がっていました。
また、東工大生が箱根を走るということについては、陸上競技部部長をされていた宇治橋先生(現名誉教授)が講義中に「箱根路を走る東工大の選手に伴走車から声をかけるのが夢」と話されていたことと絡めずにはいられません。当時は、「まあ、難しいでしょうね」と言い足しておられたわけですが……宇治橋先生!機械宇宙の松井君が9区を走りますよ!
明日は鳥肌と声援をごちゃまぜにして応援します。思う存分頑張ってください!
No.572|バイオ研もろもろ|Comment(0)|Trackback
2014/11/25(Tue)22:30
昨日ドーナツを35個揚げたのですが、そのうちの4個は他の31個とは別のレシピで作りました。
参考にしたレシピは、「炊事専務卒教育参考書 調理概論」のpp.109-110「ドーナツ」です。
国立国会図書館近代デジタルライブラリーへのリンク
この本は、陸軍糧秣本廠が昭和5年に出版した一種の教科書です。昭和3年に陸軍では炊事専務卒という兵の養成が制度化されていて、その教育課程で使われたようです。
私自身は昨年のドーナツ・ハイ(ドーナツが食べたくて仕方なくなること)のときに国会図書館で「ドーナツ」と検索してこの資料に出会い、いつか作ってやろうと虎視眈々、機会をうかがってきました。
しかし。
この本のレシピ、間違ってるんですよ。
いや、何か私の推測できていない事情があって実は正しい、ということなのかもしれませんが、まずは分量をご覧ください。
以下、上記文献より抜粋。
材料(二個分)
小麦粉 七匁
膨シ粉 四匁
砂糖 四匁
食鹽(※) 一匁
卵 二匁
水 一勺
ラード 六匁(内一匁ハ捏ネ込ミ用)
抜粋ここまで。
なお、(※)は食塩です。
一匁は3.75 gですから、小麦粉は26.25 gということになります。ドーナツ2個にそれは少ない気もしますが、問題は膨らし粉。小麦粉の6割近くあります。ちょっと多すぎじゃないでしょうか、ベーキングパウダー。
ちなみに蛙母も、「それは多過ぎよ」と申しておりました。
それでもとりあえず、このレシピでやってみました。
分量は全て上記の2倍。ただし、小麦粉は薄力粉、揚げ用油はラードではなくサラダ油にしています。(捏ね込み用のラードは分量通りです。)
この教科書には結構詳しく手順が載っており、それに従って作った生地が下図。
これを、”耳朶ノ硬サニ捏ネタルモノヲ麺棒(丸キ棒)ニテ延シ、”(””内は抜粋)とあります。
しかし捏ねられません。まだ液状で手に付着するうえに、大量のベーキングパウダーによってシュワシュワに発泡しています。
少し掬い取って低温の油に入れてみましたが、天かすのように分解して黒い粉になってしまいました。
というわけでレシピ再現は失敗でした。
ここからは完全に推測ですが、卵二匁(7.5 g)やラード六匁(22.5 g)という分量指定は、このレシピが元々ドーナツ2個のためのものではないことを示唆しています。特にラードは、揚げ用に五匁を使うとされていますが、たったそれだけのラードでは普通揚げられません。この教科書には沸かしたラードに生地を入れ、浮き上がったら適宜裏返すという記述もありますが、そのためには相当量のラードが必要です。
おそらく、先に大量に作るレシピがあって、それをドーナツ2個当たりに割ったものなのでしょう。ただ、その過程でいろいろ混乱が起きてしまったのではないでしょうか。
さて、とにかくこれではどうしようもないので、同量の小麦粉を追加してなんとか形にしました。
それでも成形がおぼつかなかったので最初は丸ドーナツで。
やたら焦げるのは私の手際とベーキングパウダーの量と、両方のせいである気がします。
最後は頑張って、ドーナツらしい形にしてみました。色は揚げパンですが。
で、お味は?
ちょー苦い!
焦げを取り去っても苦かったので、これはベーキングパウダーのせいでしょう。
ちなみにこれが、一人で作る初めての揚げ物だったんですが……80年以上前のレシピの間違い(とは限らないのですが)を指摘してもなぁ。
なんとも苦い揚げものデビューになりました。
No.571|バイオ研もろもろ|Comment(2)|Trackback
2014/11/24(Mon)22:02
飽きるほどドーナツを食べたい、という欲求が毎年1度か2度やってくるように思います。
そしてこの秋、ついに抗いきれなくなりドーナツ作りに挑戦しました。
レシピは以下の通りです。
【30個当たり】
薄力粉:900~950 g
水:150ml
卵:約3.5 個
ベーキングパウダー:35 g
砂糖:約160 g
ラード:30 g
溶かしたラード、卵、砂糖、水を混ぜ、ベーキングパウダーと小麦粉(要するに全部)を入れると下図のようになります。
(しかし一度にやるべきではありませんでした。)
これを30個の塊に分け、それぞれをドーナツらしい形にします。下の写真はその一部です。
(あと20個あります。)
低温の油で粛々と揚げます。揚げると膨らみますね。
出来上がり。今回は、この30個と確認用の1個、そして別プロジェクトの4個の合計35個を4時間半で作りました。自室での揚げ調理は初めてで、だいぶ手間取ってしまいました。
ティータイム。昼食と夕食を兼ねています。
今日は7個食べました。でもまだ23個もあります!素敵!感激!多幸感!
No.570|バイオ研もろもろ|Comment(2)|Trackback