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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/07/17(Thu)14:34

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腐らず割愛

2010/03/29(Mon)22:43

 今日の午前中は,BSジャパン「世の中進歩堂」の撮影でした.放送予定日は5月7日のようですよ.
 って,私(の機械)はあくまでオマケでありまして,メインはロボット技術研究会の中でも「進歩」がキーワードになるような作品群なのですけれども.間違いなく最も見栄えがしないのは,私の機械ですので,是非他の皆さんの作品にご期待ください.
 折角なので宣伝です.



 で,撮影場所にしていた工場の技官さんに訥々と技術観を語られました.曰く,従来の技術・知識の延長線上,つまりトレードオフの線の上じゃなくて,そこからリープ(飛躍)しないと駄目で,そういう考え方ができなきゃ駄目なんだよ,と.

 ふむ.おっしゃっていることは分かります.異論はない.
 で,この技官さんの挙げた飛躍の例というのがなんだったかと言うと,ハニカム構造でした.

 ほぉ.

 別にハニカム構造が大したことないとか,そういうわけではなくてですね.感じたのは,このおっちゃん(失礼)はそんな風に考えているのか~ということです.実際,その技官さんがどんなバックグラウンドをお持ちであるかは私も存じ上げませんが,まあとにかく,自分から切り出した話をハニカム構造に持っていくあたり,かつてハニカム構造と印象的な邂逅があったんじゃないかなぁと想像するわけです.

 これはこれでなかなか.
 その人にとって印象的な技術とか知識とか研究ってやはり結構違うもので,多くの方から話を聴くというのは,それだけで思考が広がる気がしますね,多分.
 ごく稀に,こちらが遠慮したくなるような語りに入る方もいらっしゃるのですけれど,しかしそれはひょっとすると自分も同類かもしれないわけで,他人事じゃないわ,なんて.

 そんなことがあるので,私自身はコミュニケーションは下手ですが,機械の展示とかデモンストレーションみたいなものは嫌いではないですねぇ.(こういうのが,先述の性質の悪いタイプじゃないか,という意見もある.)


 

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No.246|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

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