後鳥羽院宮内卿の
うすくこき野辺のみどりの若草に跡までみゆる雪のむら消え
という和歌,はじめ意味がわからず適当に流していましたが,解説を読んで理解してみる(理解ったって解説でようやくわかる程度のことですけど)と,これがとても知的です.詠んだ宮内卿という人って頭良かったんでしょうね.伊達に増鏡で絶賛されていない.
と,ようやく読み始めた(拾い読み)増鏡ですが,明日が返却日なんですって.仕方ないね.どうせ借りても放っといてる期間の方が長いんだから,読みたくなったらまた借りればよろし.
幸い,工業大学の図書館から増鏡なんぞを借りようという人は,そう多くないようですし.ってか承久記に至っては本が滅茶苦茶きれいなままだったんですけど.
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