いつの間にか東京の夜が涼しくなっている!
さっきシンガポールから帰ってきたときの最初の印象がそれでした。シンガポールには初めて行ったのですが、あちらは昼の暑さが32度程度で抑えられている分、夜になってもまるで涼しくなりません。そんな気候だからか、どの建物でも冷房が強くて長袖シャツが重宝しました。といいますか、もう面倒なのでちょっとした外出なら長袖のまま通してしまったり。
そんなシンガポール行きの目的だった学会発表の方は、まぁつつがなく終了しました。
相変わらず微妙な運営で、セッションのチェアマンが遅刻したり(昼食休憩でどっかいっちゃってたらしい)、ディナーというのがホテルの朝食とほぼ同じ(同じ場所、同じビュッフェ形式で品数が朝より少ない)だったりしましたが、これはもう仕方ないのかもしれません。いちいち、それでいいのかよ、と驚かされるのも一種の面白みということで。
個人的にはアワードの類を獲れなかったのが残念ですが、これはもう、発表云々以前に内容がいまいちだったからでしょう。今回は結果に定量性が無さ過ぎましたし、研究としての堅固さを欠いていました。やっぱりこういうのは隙なく節目までやりきってからでないと、発表する労力が徒労になってしまいますね。くそぅ。
もっとも、それがわかっていてもどうしても発表したくなったり、どうしても発表しなければいけなくなったりするものですが。
うーん……この自転車操業から抜け出せる日は来るのだろうか。
さて、今回の失敗、というか障害ですが、これは二つです。
一つは靴下を忘れて現地のユニクロで買ったこと。もう一つは、シンガポールに行く前に風邪をひいたこと。
もうね、靴下のことなんてどうでもいいんですよ。そんなことよりやはり体調。大過なく行って帰ってこられて良かったです。
まぁ行ってしまえば寝ているだけなのでなんとかなりましたが、行きの準備をしているときには「風邪をひいているのに海外行きの準備なんて、自分は何をしているのだろう」と思っていました。高熱にはなりませんでしたが、地味に熱を出しつつ汗だくで(温度感覚もずれていた)、喉も腫れてるなぁと思いながら翌日の出発へ向けて荷物を詰めるのはマジできつかったです。
シンガポール。今回は本当にどこも回れなかったので、次回はぜひ元気な時に行きたいですね。
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