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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/03(Mon)11:56

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Delicate essen

2014/04/26(Sat)22:31

ついに自室に洗濯機が入りました。
 初めての洗濯乾燥機です。って、これ3月28日に注文したんですけどね。1か月もかかったのかちくしょう。


 これくらいの時期になると、初任給を何に使うかという話題が出てきます。幸いなことに、私もその話題に参加できる立場になったので少し考えてみたのですが、そもそも「初任給で買う」ということの定義というか、初任給で買ったと言える物の条件ってなんなのでしょうね。

 たとえば、初任給が自分のものになった直後に買った物、ということなら私は学食のカレーかもしれません。あるいは、初任給振込後に初めて引き出したお金で買ったもの、ということなら私はここ数日引き出していないので未定です。ただ、28日になると家賃が引き落とされることになっているので、それまで何もしなければ5月分の家賃ですか……。

 また、こういう時間による定義だけではなくて、買ったものの内容による定義というのもあるかもしれません。たとえば、大学では(すみません、大学生活が長いもので)備品と消耗品は区別されます。
 大学のそれは概ね金額が基準ですが、生活の上では日用品とぜいたく品みたいな分け方になるでしょうか。初任給支給後に初めて買ったぜいたく品(的なもの)……私の場合、これは数日前に買った外付けハードディスクか、近日中に買う予定のハンディクリーナーなんですが、なんだかぜいたく品という割に夢が無いので寂しい感じです。

 いまいちスッキリしませんが、やっぱり「本人が『初任給で買った』と認識した物」が一番なんですかねぇ。
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No.542|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

乗車券とカルマ

2014/04/19(Sat)23:22

 ついに自室にインターネットが入りました。
 初めてのWIMAXです。って、無線なのにどうして半月以上もかかったんだちくしょう。


 4月になってこれだけ時間が経つと、社会人新加入のための手続きは大概終わっています。

 たとえば先日、研究者情報を登録する機会がありました。
 その際、いわゆる「秘密の質問」の類を入力したんですが、そのサイトでは使用する秘密の質問を選択肢から選べるようになっていました。たとえば「最初に買ったCDは?」みたいな。
 この手の質問で難しいのは、正解を入力した時点とその後とで回答の抽象化の度合いが異なりそうなことです。私の場合、主体的にアーティストのCDを買うようになったのが遅いので、ここは「BUMPOFCHICKENの天体観測」なんですが(もちろんこの質問は使用していません)、これを将来答えようと思うと多分すごく迷うんじゃないかと思ったんですよね。アーティスト名にしたら良いのか、シングルCDのタイトルにしたら良いのか、その両方を合わせて答えるべきだったのか、というように。
 (まぁ、最終的には「CHICKENのスペルミスが怖い」という阿呆な理由で、この質問は選ばなかったわけですが。)

 また、当たり前ですが通勤届も書きました。私の場合は大学の最寄駅近くに住んでいるので、駅からバス通勤です。が、そのバスの定期券をコピーして持って行ったところ、人事課の方(この方には超絶お世話になったので足を向けて寝られません)が「定期券はちょっと割高なんですよ」と教えてくださる。いやふつう、最も長期の定期券が最安じゃないですか。そう思って聞いてみると、回数券の方が安いんですよ、という話なんですね。なるほど。
 とはいえ、回数券は有限です。きっと乗車数(∝出勤日数)が増えるにつれ回数券の優位性は薄れていくでしょう。気になったので計算してみたところ、1か月の出勤日数が24日以上になると3か月(最長)の定期券の方が安くなりました。

 ……土日にどれだけ仕事するかで決まるじゃん。

 まぁ現実的には考えれば、いずれ「土日?」って感じになる気がしますから定期券が無難なんでしょうね。業が深い。

No.541|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

荷物とラベル

2014/03/08(Sat)17:49

絶賛卒業旅行シーズン!、であるうえに就活も重なり、研究室は歯が抜けたように淋しくなっています。それに乗じて、私も九州まで健康診断に行ってきました。はい。長かった学生生活もついに年貢の納め時で、その職場が九州なんですね。

 そこで、どうせ何度も行き来するのだから、との思いから交通機関をいろいろ経験しておくことにしました。前回行ったときは飛行機でしたので、今回は高速バスです。
 また、どうせなら安いプランから高いプランまで試しておくのが有用だろうと考え、行きはLions Express(横浜→博多で8000円)、帰りははかた号プレミアムシート(博多→新宿14000円)を使ってみました。行きは13時間、帰りは14.5時間かかる、一泊四日の旅。飛行機ならアメリカでもデンマークでも行けちゃいますね。

 結論から言うと、乗るならやはり後者が圧倒的に良いです。はかた号はプレミアムシートの下のグレードとして横3列のビジネスシート(11000円)、Lions Expressとほぼ同じエコノミーシートを持っているのですが、できるならビジネスシート以上に乗りたい。
 Lions Expressは横4列の狭さもさることながら、前後の間隔が窮屈で身動きがとれません。座ったのが一番前の窓側だったこともあり、足は本当に逃げ場が無い感じでした。背もたれは結構倒せるのですが、個人的には立てていた方が休めたように思います。

 まぁしかし、色々辛い点はありますが、なんと言っても安いですしね。空調が良く効いているので、飛行機ほど疲れないことが分かったのも収穫でした。

 一方で、プレミアムシートはかなり快適でした。幅が広いので寝返りも打てます。ただ、個人的に怖かったのは下の写真に示したフットレストの配置。

 このフットレスト、広くて良いのですが、真上に前席の背もたれが倒れてくるのです。クリアランスもほとんど無いので、下手をすると骨折ですよ……。ほんと、ここから足を下ろして10秒後に背もたれが倒れてきたときには、自分の第6感を褒めてやりたくなりました。やはりリクライニングでは、後ろの方に一声かけましょう。絶対。

 ということで、次は新幹線ですかね。

No.540|バイオ研もろもろComment(3)Trackback

干渉計、干渉計、網戸式

2014/02/20(Thu)01:13

 毎年恒例(にしているつもり)のチョコレートケーキ作りをしました。

 バレンタインデーのどさくさに紛れて安い板チョコを買い込み、我武者羅にケーキを作るといういつものアレです。ただ、14日に作ると何か色々な面で誤解を生みそうでしたのでその日は避けました。(今年初めて聞いたんですけど、”ホモチョコ”なる言葉があるそうですね。すげぇ響きだ。)

 それでまぁ、作ったには作ったわけですが、なんというか溢れさせてしまいました。

 紙型も破けてますね。

 上から見ると……ドイツパンでこういうのあったよね、みたいな。

 ローフ型は直方体のはずなんだが。


 例によって大した事情は無くて、これが実は今シーズン3本目で、前2本で残った材料を全部使ったら多すぎた、というそれだけです。恥ずかしながら、前半2本はブルーミングさせてしまったり生焼けのまま冷やしてしまったりと散々でした。もう3年目だというのに何をやっているんでしょうか。


 ちなみに、立て続けに二度もチョコレートケーキを焼いたので今研究室は甘い香りに包まれています。
 個人的にも、どうも髪に匂いが着いてしまったらしくて常時それらしい匂いが。まぁ、嫌いな香りじゃないので良いんですけどね……。

No.539|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

おじいさんの統計

2014/02/09(Sun)01:17


   我ながら大雪ごときではしゃぎすぎじゃないかな、とも思うのですが、どうしようもありません。

 一応博士論文関連の審査は終わり、あとは学位申請書(と、博士論文の概要を記したいくつかの書類)を提出するだけになりました。とはいえ、論文の内容の一部についてはジャーナル論文として未発表なので、その分を主体にした論文を2本ばかり書かなくてはいけないようです。そのせいで、今日も昼から研究室に行ってきました。

 いや吹雪すごかったですね。夕食を食べようと外出したのですが、時折目を開けていられなくなるほどの雪と風でした。そしてこれが大変清々しい。ある種の畏怖心というのか、ヒトの身ではどうしようもない大きな力に出会ったときの開き直りのようなものが感じられてとても爽やかでした。心が洗われるというのはこういうことを言うのでしょう。あまりに楽しくなってしまったので、買い物もしないのにスーパーマーケットまで歩いてみたりして。帰り道も遠回りして近所の商店街を散策してきました。
 上の写真は、そのあとに撮った近所の風景。東京は真夜中でも明るいので、雪化粧が映えますね。(それを写し取る技術は無かった。)

 ちなみに先ほど帰宅したのですが、こういう日ほどお年寄りの姿が目立つような気がしました。夕食を食べた蕎麦屋も、客は学生か高齢者かという具合。しかし、覚束ない足取りで手を取り合って歩くご夫婦や、杖をつきつき進む老紳士を見ると、なぜまたこんな日に出歩かれるのかと不思議で仕方ありません。ひょっとして、外が大雪だから?

 現実には、高齢世帯で買い置きが難しいなどといった事情が主因なのだと思いますが、60歳で還暦とされる日本人のこと、案外、心の隅に蘇った童心が「外に出よう」と疼いているのかもしれませんね。

No.538|バイオ研もろもろComment(2)Trackback