我ながら大雪ごときではしゃぎすぎじゃないかな、とも思うのですが、どうしようもありません。
一応博士論文関連の審査は終わり、あとは学位申請書(と、博士論文の概要を記したいくつかの書類)を提出するだけになりました。とはいえ、論文の内容の一部についてはジャーナル論文として未発表なので、その分を主体にした論文を2本ばかり書かなくてはいけないようです。そのせいで、今日も昼から研究室に行ってきました。
いや吹雪すごかったですね。夕食を食べようと外出したのですが、時折目を開けていられなくなるほどの雪と風でした。そしてこれが大変清々しい。ある種の畏怖心というのか、ヒトの身ではどうしようもない大きな力に出会ったときの開き直りのようなものが感じられてとても爽やかでした。心が洗われるというのはこういうことを言うのでしょう。あまりに楽しくなってしまったので、買い物もしないのにスーパーマーケットまで歩いてみたりして。帰り道も遠回りして近所の商店街を散策してきました。
上の写真は、そのあとに撮った近所の風景。東京は真夜中でも明るいので、雪化粧が映えますね。(それを写し取る技術は無かった。)
ちなみに先ほど帰宅したのですが、こういう日ほどお年寄りの姿が目立つような気がしました。夕食を食べた蕎麦屋も、客は学生か高齢者かという具合。しかし、覚束ない足取りで手を取り合って歩くご夫婦や、杖をつきつき進む老紳士を見ると、なぜまたこんな日に出歩かれるのかと不思議で仕方ありません。ひょっとして、外が大雪だから?
現実には、高齢世帯で買い置きが難しいなどといった事情が主因なのだと思いますが、60歳で還暦とされる日本人のこと、案外、心の隅に蘇った童心が「外に出よう」と疼いているのかもしれませんね。
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無題
2014/02/10(Mon)22:50
これからはDr.蛙さんですね!
No.1|by uu-iga|
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