2025/02/13(Thu)20:00
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2012/09/27(Thu)03:17
研究室の修士課程に来年入ってくるのは2人。ほぼずっと修士入学者は3人だったのですが、今年、来年と2人になってしまって寂しい限りです。というか、マンパワー的につらい。日本の大学で研究室を支えているのは主に修士の学生でして、うちの研究室も例外ではありませんから、修士の学生が減ってしまうのはとても都合が悪いんですね。
それも、よりによって私が援護射撃している(誤射しているかも?)4年生が他研究室に移ってしまうという最悪の展開。当の本人はこのままでの進学を希望していたというから皮肉です。院試の学生振り分けシステムは冷酷すぎるよ。
この彼が移って行ってしまうせいで、彼の研究は誰かに引き継がれなければいけません。引き継ぎの手伝いはきっと私の仕事なのでしょう。嫌だとは言えませんが、ほんと、なんとかならんのかと思います。 この分では私が進めているテーマの援軍も来ないでしょうし、困ったものです。
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No.484|バイオ研もろもろ|Comment(1)|Trackback
2012/09/24(Mon)02:45
飯嶋和一の出星前夜を読み終えました。夏場はほとんど読む暇がなかったので、足かけ5か月ほどはかかった計算でしょうか。
これで一応、飯嶋和一氏の単行本はすべて読んだことになるのですが、相変わらずの重さです。紙面は文字に埋め尽くされているのに文面は饒舌でなく、読者の手を引くようなサービス精神はほとんど感じられません。むしろ、読んでも読んでも次々に現れる言葉と格闘し続ける感覚。
それでも、このきつさが病みつきになるんですね。飯嶋氏の作品にはしばしば長い文が出てきますが、そのどれもが明晰さを保っていて理解を誤らせません。普段目にしている論文などでは到底ありえない文体ですが、それらとは別の硬派さをもった文章として記憶に残ります。
で、この飯嶋氏が連載されていた作品がつい最近完了を見たらしく、そろそろ単行本化じゃないかと楽しみにしている次第です。まぁ、何しろ現行の最新作にあたる出星前夜が2008年で、その前が04年、00年、97年ですからいつになるかはわかりませんが。
とまれ、この作者の作品をリアルタイムで読めるのは個人的にとても幸せ。
No.483|バイオ研もろもろ|Comment(0)|Trackback
2012/09/22(Sat)01:30
悔しいですねー、うん、悔しい。
今日届いた某学会誌に、8月の大会のポスター賞選考結果が載っていました。現地でお褒めの言葉をいただいていたりして結構期待していたのですが、結果は冒頭の通り。
研究室では「残念」などと言ってお茶を濁しましたが、残念なんて感情はほとんどなくてただ悔しいです。不甲斐ないとか具体的な後悔があるとか、そういうわけでもありません。
もちろんいくつか至らない点はありましたし、次回はこうしようという方策も浮かびますが、普段よりも胸を張れるくらいにはやったので後悔はないのです。発表の一年以上前から照準を合わせ、過去に各種学会で表彰されたポスターを片っ端から見ては良いところを考え、過去の自分のポスターの悪いところを挙げては潰し……。
おかげで以前の自分のポスターとは全く違うものができましたし、そもそもポスター作りに対する意識が変わりました。なので過程には良い評価を与えられますが、過程と結果は別のものです。
高専時代、プレゼンでそれまでの人生をフイにしている私としては、プレゼンで負けること=更生した自分の再否定、だと思っているのでこの結果は憎むべきものです。全力でやってその程度なら、次はもっとやって結果を伴わせなければならない。学生でいるうちに、必ず何か賞をとります。
とまぁ、後々見返す自分を鼓舞するように書いているわけですが、実際それぐらい叱咤しても罰は当たらないと思うんですよ。自分への戒めのために選んだ夕食の坦々麺のスープ(無論カップ麺です)の味は忘れぬ。
それにしても、かわさきといいこれといい最近は刺激の強い負けが込んでいて良くないですね。歓声は要らないですが、もうちょっと歓喜が欲しい。
No.482|バイオ研もろもろ|Comment(0)|Trackback
2012/09/13(Thu)01:00
テニス好きの助教さんと話している中で、自分が全米オープンのマーディ・フィッシュとニコラス・アルマグロを取り違えて記憶していたことに気づきました。どこかで日本語イメージにでも変換されていたのかな……。
スポーツ観戦に関しては選手(チーム)名を記憶するところから始めているつもりなのですが、これは情けないですねぇ。
全然関係ない話ですが、今年の秋は研究室の工作機械がフル稼働しそうです。例によって金欠だとかで、M2さんの機械をなるべく内製する方向に。ってか、金欠なのは3Dプリンタを買うからなんですが、そういうところのお金の使い方は難しいものですよね。まとまったお金が入ると、まとめて使わなければいけない気になると言いますか……。
外注のときには馴染みの加工業者さんがいらして図面チェックや予算の相談なんかをしていかれるのですが、研究室NCを使うとなるとその業者さんの立場になるような気がしています。いくらまで出せますか?
加工屋さんが研究機材を受注するときの大変さは以前から想像してはいたのですが、いざそうなってみると自分の立ち位置に悩むものです。”良いものづくりをする”(良いものを作る、とは限らないので。)ことができるように指摘を入れればいいのか。あるいはもっと踏み込んで設計変更を迫るのか。研究で目指すものを知らされている以上は後者が理想でしょうが、どうも私は前者にとどめようとしているような気がします。うん、こうやって干渉を減らそうとする怠惰も世に言うコミュ障の一形態なんでしょうね。
そんな状況なので、私がNCフライスを使う時間は残るのか、ちょっと危険な感じです。早めにギヤ製作に入らないとNCから追い出されてしまうよ。
No.481|バイオ研もろもろ|Comment(0)|Trackback
2012/09/01(Sat)22:12
午後3時半起床というグウタラぶりで研究室には行きませんでしたが、代わりに研究室NCの特性を知る実験の準備をしています。実験回数を減らしたいのは世の習い通りですので、今回はBox&Behnken計画による回帰関数推定を計画中。ただ、Box&Behnken計画って情報が少ないんですよね。WEB上でもそうですが、参考書の類でもごくごくあっさりとしか書かれていません。とりあえず、この計画法の存在を知った参考書(長所しか書かれていない)をもとに計画行列を作ってみました。
やりはじめると問題に突き当たるもので、現実的な定義域で実験をするために少々アクロバティックな因子を導入してしまいましたが、はたして実験計画法(Design Of Experiment)初心者に扱いきれるのかどうか。といいますか、そもそも応答曲面推定のための計画法をここで使ってよいのかどうかも微妙なところです。疑問を抱えたままですが、まあ大して失うものもないので突っ込んでいきましょう。
No.480|バイオ研もろもろ|Comment(0)|Trackback