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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/11(Tue)22:49

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おまえは今まで立てた運動方程式の本数をおぼえているのか?

2014/06/03(Tue)00:12

全然うまくないですが、「ラグランジュの運動方程式って難しいなー」と思っているすべての同志にこの言葉を捧げます。もちろん私自身にも。

 ラグランジュの運動方程式の問題(近日中に解説する必要がある)を解いたのですが、久方ぶりにボロボロに間違えました。こんな感じこんな感じ~♪と解いていったら、そもそも重心の座標からして間違えていたというパターン。おのれ、これじゃあ優しいTAさんの採点でも50点くらいだっつうのよ……。
 普段はここまで崩れずに、せいぜいボロ…くらいにはまとめられるのですが、今日は酷かったです。

 しかし、言い訳ですが、中卒以来機械系一筋の自分ですら(だから?)、今まで立てたラグランジュの運動方程式の本数は、同じく今まで立てたニュートンの運動方程式の本数に遠く及びません。きっとこれは、ニュートンの方法とラグランジュの方法を比べて(それだけを比べるのも視野の狭い話ですが)、「ニュートンの方法の方が簡単」と思っている人の大半が同様でしょう。
 そしてもし、ラグランジュの方法で、今まで立てたニュートンの運動方程式と同じ数だけの式を立てられたなら、きっと双方同じくらいの難易度に感じられるものと信じています。
 要するに、鍛練が足りないだけなのです。

 またこれを逆に捉えれば、その圧倒的に少ない練習量で多くの人が赤点を回避するということは、とても素晴らしいことだと言えます。それはまさに、高校生と大学生、あるいは高専の低学年と高学年の違いであり、学ぶことそのものに対する総合的な能力の進歩を示しているのでしょう。



 だから勉強しろよ自分。学生以上にな。
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No.548|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

じゃこ・パスタライス

2014/06/01(Sun)22:22

 実は金・土と東京に出張しておりまして、主に東京理科大学の敷地に居ました。
 自分の中では珍しく、多くの人と会う二日間を過ごしましたので、この件は後日改めて書きます。


 そして今日は、恥ずかしながら初の休日出勤でした。

 そこで知ったことは、日曜日の大学には弁当持参推奨であるということ。というのも、研究室から一番近い学内コンビニが休みだったのですね。
 プリッツとパックンチョを売っている自販機の前で一瞬途方にくれました。
 幸い別の建物で生協(売店)が営業していて、なんとか昼食を手に入れましたけれど。

 出勤時には、やけに閑散としているなぁ、と思いましたが、それにはライフラインが無い(非常に細い)という理由が有ったのですね。近所にスーパーマーケットが無いのはとてもきついです。と言いますか、スーパーマーケットも無い現状は大学の生産性を下げているような……。あーまぁ、そういう理由で休めるなら良いのかな。ワークライフバランス。

 来ていたドクターさん曰く、卒論シーズンには件の生協が大混雑(大混乱)するそうで、なんだか今の大学の歪んだ部分を見てしまった感じです。ま、どこでもそういう話はありますよね。


 当然夕食は手に入らないので、早めに帰宅して自炊をしました。材料はじゃこ(シラス)、パスタ、ライス。それにオリーブオイルと、おにぎりに混ぜる青菜の具です。BGMはジャコ・パストリアス。



 要するに、単身者の自炊の醍醐味は作るプロセスの楽しさを最大化できることじゃないかと思うのです。
 この気兼ねなさ。ジャコ・パスタ・ライスうふふ。

No.547|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

後楽園駅の前のドイト拍手

2014/05/31(Sat)23:11

金・土と、東京に出張して参りました。
 どうして東京に行ったのかと言うと、こんな展示に協力したからです。↓↓

http://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/main/event.html


 私”も”愛して止まない機械式アナログ計算機の特別展。協力機関を見ていただくと「九州大学」と「東京工業大学」の名前が書いてありますが、実はこれが私です。学生時代に製作した連立方程式を解く機械、通称ウィルバーマシンを展示して頂けることになり、その組立に向かったのでした。



つづきはこちら

No.549|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

恐怖の Set the alarm off.

2014/05/25(Sun)18:56

 大学では、同じ講座の先生方お二人と一緒に学生実験の指導をしています。そこでこの度、英語で実験指導をする機会を得ました。今の大学には英語のみによるカリキュラムが組まれた(日本に来て英語で授業を受けている)留学生クラスというのがあり、そのクラスの学生がやってくるんですね。

 無論ポジティブに受け止めていますが、それと緊張感とはまた別の話です。専門教育は、難しいことをかみ砕いて伝えられるだけの言語運用能力によって”専門”+”教育”たりえているわけで、それを母語でない言語で行うとなればナーバスにもなります。
 かろうじて救いなのは、相手も英語を母語としていないということでしょうか。
 もっとも、これはこれで、「お互いに何も理解していない」という最悪の結果を生み得るので、やはり気を付けないといけないのですが。(「日本で英語授業をする」というカリキュラムでは、常にこの問題と向き合わなければいけませんよね。)

 そんなわけで、教室英語の参考書を買い込み、目下準備の真っ最中です。


 ちなみにタイトルですが、これは以前、学生に携帯電話のアラームを切ってほしくて考えた文です。(使いませんでしたよ!)。
 ところが調べてみると……これ、「アラームを鳴らしてください」なんですよね。
 危ねぇ、すげえ危ねえよ自分。駄目すぎだ。

No.546|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

A1の名刺用紙

2014/05/14(Wed)22:08

これは言ったらすべるかなあ、というギャグを研究室の学生に言ったら案の定すべりました。


 それは置いておくとして……先日、試験監督に関する注意書きをもらう機会があったんです。その量は、A4用紙片面2枚。
 少ないですねー。

 並行して海外の試験監督のマニュアルもいくつか集めてみたのですが、比較的すっきりしていたダブリン大学で11ページ、多いところでは47ページもありました。
 大学が公式に定めたマニュアルと書き捨ての諸注意とを比べるのもおかしな話ですが、こういうところに哲学の違いを感じます。

 まぁ、わずかな注意事項だけでまともに試験監督が遂行できるのは集めた人材の質が高い証拠ですし、初めに良いマニュアルをつくるというのは今後の試験監督の質を担保するために有効な戦略でしょう。
 結果的には受験者が不利益を被らなければ良いわけですから、どちらでもうまく回っているうちは問題無いに違いありません。
 

 ただまぁ、個人的にその簡易さには面喰らいましたね。
 というのも、その試験というのが”英語で”行われる試験だったからです。

 ……もうちょっと詳しくても、いいのよ?

No.545|バイオ研もろもろComment(0)Trackback