全然うまくないですが、「ラグランジュの運動方程式って難しいなー」と思っているすべての同志にこの言葉を捧げます。もちろん私自身にも。
ラグランジュの運動方程式の問題(近日中に解説する必要がある)を解いたのですが、久方ぶりにボロボロに間違えました。こんな感じこんな感じ~♪と解いていったら、そもそも重心の座標からして間違えていたというパターン。おのれ、これじゃあ優しいTAさんの採点でも50点くらいだっつうのよ……。
普段はここまで崩れずに、せいぜいボロ…くらいにはまとめられるのですが、今日は酷かったです。
しかし、言い訳ですが、中卒以来機械系一筋の自分ですら(だから?)、今まで立てたラグランジュの運動方程式の本数は、同じく今まで立てたニュートンの運動方程式の本数に遠く及びません。きっとこれは、ニュートンの方法とラグランジュの方法を比べて(それだけを比べるのも視野の狭い話ですが)、「ニュートンの方法の方が簡単」と思っている人の大半が同様でしょう。
そしてもし、ラグランジュの方法で、今まで立てたニュートンの運動方程式と同じ数だけの式を立てられたなら、きっと双方同じくらいの難易度に感じられるものと信じています。
要するに、鍛練が足りないだけなのです。
またこれを逆に捉えれば、その圧倒的に少ない練習量で多くの人が赤点を回避するということは、とても素晴らしいことだと言えます。それはまさに、高校生と大学生、あるいは高専の低学年と高学年の違いであり、学ぶことそのものに対する総合的な能力の進歩を示しているのでしょう。
だから勉強しろよ自分。学生以上にな。
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