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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/03(Mon)04:44

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Google's ketchup

2014/07/28(Mon)22:51

 「魔が差した」と言いますが、もしその回数がどんどんと増えていったら、いずれ人は悪魔に乗っ取られることができるのでしょうか。

 もうすっかり治って瘡蓋になりましたが、先週の月曜日にピザを焼いていて指をやけどしました。
 ピザといっても、スーパーで冷蔵で売っている一枚200円そこそこのものです。それを買ってきて、ソーセージやチーズ、ピーマンを載せ、オーブンレンジで焼いたのでした。
 そのときに、250℃に予熱したオーブン皿を布巾一枚で持とうとしてしまったんですね。しかしセ氏250℃に対して布巾一枚(二つ折り)ではいくらなんでも分が悪すぎます。2秒ほど持って無理だと判断し、慌てて近くに置きました。……まぁあれだ。こういうことは持つ前に勘付こうぜ。

 大体、オーブン庫内の皿に外からピザ生地を載せればいいものを、何故か一度庫外に出してから生地を載せようと考えていたのがいただけません。そのうえ内心では「焼けた後もオーブン皿のままテーブルに持って行けば洗い物の数が減って良いよね」と思っていたという。いやあんた、そんなことしたらテーブル焦げるでしょ。お前オーブン使ったことないんか。

 幸い、人差し指と親指に小さな水ぶくれを作った程度で済みましたが、我ながら魔が差したとしか言いようがありません。折角のピザの味も、一切れ食べては指を冷やしに行く、という忙しなさのせいで8割減でした。



 ところで、こんな内容の日記を書いているせいなのかどうなのか、自分のブログ上には時折「大人のADHD」の広告がプッシュされてきます。失敗談は万国共通のコミュニケーションツールだと思っている節が有るのでそういう内容が多くなりがちなんですが、余所から(広告業者のエンジンから?)指摘されるようではちょっと気をつけて生活するべきなのかもしれませんね。

 ただ、どうせアドバイスしてくれるなら「大人の中二病」の方が何事か成せそうな気もするのですが。

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No.557|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

噂のじゃがいも

2014/07/27(Sun)21:44

 夕方、実験で使う道具を買うためにロッテリアがある駅まで言ったので、開催中のポテホーダイに参加してきました。
 ポテトM単品かポテトMの付くセットを店内で食べるとポテトが1時間食べ放題になるというキャンペーンです。私はセットを頼んでの参加で、おかわりは3回しました。使った時間はちょうど40分でした。

 窓際の席に座り、外を見ながら黙々と食べていたのですが、正直この程度の量ならかなり余裕でした。はっきり言って、純粋な食欲の問題というより、おかわりをねだりにいく羞恥心との戦いです。大体6~7分で一つを食べきるのですが、毎回その後3分程を”ポテトのおかわりをお願いします”と口にするための精神的準備に費やしました。

 それと、おかわり2回目あたりから店員さんの笑顔に遠慮が無くなるというか、素で笑っている感じになるのが面白かったですね。無論、そうしてくれた方が気が楽です。こちらはポテトばりにアガっていますので、それならいっそピエロでいいや、という。

No.556|バイオ研もろもろComment(2)Trackback

曇りゾル

2014/07/21(Mon)22:33

 ABUロボコン日本代表選考会の番組を見ました。

 いつもここでは番組制作に対して文句ばかり言っているような気もしますが、今年は比較的煽りも少なく、それなりに良かったと思います。なんとか全チームを画面に出そうとしている意気も伝わってきました。子供ロボットにフォーカスを当てて紹介していたために、一見するとロボットが小さくて単純に見えてしまうのは残念でしたが。(とはいえそれも仕方ない気はします。)


 当日見に行くことは叶わなかったのですが、twitterその他を見ている限りでは名工大”ロボコン工房”がスピードでも安定感でも最高評価で、勝つべきチームが勝った感じだったみたいですね。
 名工大のロボコン工房さんは毎年のように競技課題をすべてクリアできるロボットを作ってこられるのですが、いつもベスト4あたりで(番組中でもメンバーの方がおっしゃってましたが)スピード負けしてしまう印象がありました。それが今年はスピードがトップクラス(大会中のベストタイムは1位)で、しかも全試合全課題クリアですから、これはもう問答無用で国内1位です。おめでとうございます。

 このほか、番組でも当日の評判でも、京都工芸繊維大のTechnous-KITはポジティブに捉えられていたようでした。工繊大はハードウェア(特にメカ部分)に凝ったロボットが歴代に多くて、出場すればファンが付く(会場で)印象がありましたが、今年はそれがほぼ全自動の子供ロボットで実現できたみたいですね。予選全体2位は素晴らしい成績です。
 この調子で上位常連になれば、大会が一層盛り上がりますよキット。

 知り合いが多い(その殆どはOBになってしまいましたが)両技術科学大学は、良いロボットではありましたがあと一歩。特に長岡技大は、名工大ばりに決勝トーナメントの常連でありながらまだABUに行ったことが無いのですよね。来年は是非、国内の壁を破ってほしいと思います。ってあぁ、それをやられると母校も職場もABUに行けんのだよなぁ。悩ましい話です。

 さて母校(東工大です)。予選が長岡技大”Robopro”、金沢工業大学”昇旗”と同組というスーパー貧乏くじでありながら、そこでシード権を取っていたというのは誇って良いことです。試合結果は残念だったかもしれませんが……。どうも自作の練習フィールドと本番に違いがあったとのことで、それは悔いが残るだろうなぁと思う次第です。
 ただ、個人的には上位チームの機体との間にまだ少し差がある気もしますので、なんとかそこを埋めてトップクラスに入って行ってもらいたいなぁと。


 ほんと、全編にわたって妙な上から目線感が絶えず恐縮ですが、ロボコンそれ自体は楽しく見させていただきました。関係者の皆様お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

No.555|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

日曜日はランチが鬼門

2014/07/20(Sun)22:27

 昼の間、研究室に行って少しデータを眺めてきました。
 着任時にデータをどっさり引き継いだので、適当に時間をとって見ておかないと議論についていけないためです。

 しかし日曜日。
 この大学では日曜の食糧調達に難があるので、(自室に)最寄のイオンで弁当を買って持って行きました。前回は単身乗り込んで失敗しましたからね。まだ人の少ない食品売り場で作りたての弁当を手にし、セルフレジも手際よくこなして、今日の自分はちゃんと計画してるんだぞと、それなりに意気揚揚だったわけです。
 研究室でも、傍らに置いた弁当を横目に見つつ、いかにきりの良いタイミングで食べるか考えていました。

 そしていざ、開封の儀。



 駄目ですね調子に乗ると。
 ふたを開けて初めて、箸が無いことに気が付きました。私達スタッフのいる研究室には割りばしなんて気の利いたものは無く、どこかに保管してあるにしても聞ける相手が今日はいません。学生室にはあるかなぁと思ったのですが、学生は不在でした。
 あー、あーあー。鶏肉のピリ辛中華風弁当は目の前にあるのに!なんだよなんだよおい。


 結局、弁当には再度蓋をして、帰宅してから食べることにしました。
 帰宅は17時過ぎ。昼夜兼用です。(学生の頃に比べたら随分早上がりですけどね。)
 
 今回の間違いはセルフレジで調子に乗ったということに尽きると思うのですが、しかし問題なのは、その手応えからして自分は今後も同じ間違いをしそうなところ。
 きっとまた”1人タイムアタック”とか言って割りばし取り忘れるんですよ。

 ……まぁ、箸ぐらい常備しといた方が良さそうですね。

No.554|バイオ研もろもろComment(2)Trackback

竹を割ったような計算尺

2014/07/15(Tue)00:00

まぁ竹を割ったものなのですが。

 東京理科大学 近代科学資料館の『計算する器械たち』展で見た計算尺の短編映画がなかなか面白かったです。


 先の土曜日の昼間、垂涎のアナログ計算機展を拝見してきました。
 金曜日は夕方5時まで仕事でしたので、博多→東京には終電ののぞみ号を使いました。これが最後の希望ってやつなのか。

 しかしまぁ、その時間に急に(行くと決めたのは前日夜)上京したところでホテルなどに行くすべはなく、宿は新橋の漫画喫茶にとりました。その漫画喫茶を宿にするのは二度目なのですが、なんというか、こういう攻めたプランほど、ノリで上京戦略に組み入れてしまいそうで危ないですね。


 肝心の展示の方はとても良かったです。とりわけプラニメータと計算尺のブースには、それぞれ実際に開発に携わった方(!)がいらしていて、大変興味深い話を伺うことができました。プラニメータにせよ計算尺にせよ、開発者が使い方をフェイスtoフェイスで教えてくださるなんて機会はまずないはずです。

 また、今回のメインの一つ、微分解析機のデモンストレーションも堪能することができました。円を描く動作試験(サークルテストと言います)で始点と終点が一致しないところなんか、これぞアナログ計算機という感じで最高でしたね。あの数%の誤差の中には、開発者の知恵と調整者の努力、そして物理的な現実という、アナログ計算機の魅力のすべてが詰まっています。



 さて、翻って私。


 慣れた人は違うのかもしれませんが、自分の計算機が展示されているというのはなかなかにこそばゆいものですね。
 実は今回、「そろそろ壊れたんじゃないかな」と思ったのも急な上京の理由だったのですが、計算機は故障もなく元気に動いていました。資料館では、普段の調整や説明は学生アシスタントの方々がなさってくれているそうですので、優しく扱ってくれているのだと思います。いやもう、感謝感激です。

 とまぁ、周囲の人々が素晴らしい仕事をしていた一方で、私自身がうまく説明できていたかというと……。
 正直、今一つ要領を得ないことも多く、話しかけてくださった方には消化不良な思いをさせてしまったかもしれません。ほんと、これはいつも課題。


 それと、個人的に不甲斐ないのは、この計算機が5年も前の製作物だということですかね。趣味はアナログ計算機、とのたまっていながら、これ以降何も作り上げていないというのはちょっと問題です。
 そもそも私のコレは所詮復刻でしかないので、新規開発の苦労はほぼ無いはずなのに。

 気合が必要だな。

No.553|バイオ研もろもろComment(0)Trackback