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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/09(Sun)05:25

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昔は都会だった伊都

2016/02/12(Fri)23:07

九大生が送る!「本当に使える」九州大学グルメまとめ

というまとめがあることを最近知りました。
 この内容が九大伊都キャンパスの立地を実によく表しているので、リンクを張っておきます。


 大学グルメ、と言えばつい大学町にある大衆飲食店を想像してしまいますよね。そう思っていた時期が私にもありました。

 だがしかし。
 確かに大学の正門前には九大新町なる住所がありますが、ここは近隣の相場より家賃の高いアパートが建つばかりで、飲食娯楽の類はまだまだこれから。

 驚くべきはスーパーマーケットさえないことで、生鮮食料品は”街”まで買い出しに行かなければなりません。救いはホームセンターがあることですが、いかに九州大学とはいえ、資材より食材が欲しいという人の方が多いでしょう。

 昨日のような祝日には生協の売店しか開いておらず、時期柄学生が多いこともあって弁当はすぐ売れてしまいます。こうなると兵糧攻めで、外に打って出ないと食事もできない。
 では外とはどこか、というのが上のまとめなわけです。
 

 いやすごいですよ。
 まとめられて日が浅いとはいえ6件しか載っていないうえに、半分は正門から自転車で15分以上。しかも我々のいる工学部からは、その正門に行くにも徒歩でゆうに10分はかかる。
 無論、まとめが悪いのではなく立地が悪いのです。


 と、文句ばかり並べましたが、決して悪いところばかりではありません。
 街の喧騒は皆無ですし、緑が多いので癒されます。特に後者の恩恵は自分が意識している以上にあるのでは、と最近思うようになりました。

 ……でもやっぱり、もう少し便利になってほしいかな。

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No.589|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

素敵な飛行船気球号

2016/02/06(Sat)21:19

年度末ですね。
 学生にとって修羅場なら、そのおすそ分けをいただいている教員が忙しくならないはずがなく、一日があっという間に過ぎていきます。

 ことに、修論・卒論を読む業務(読んで文章を直す業務)では、違う内容の文章がとっかえひっかえ脳内を占領するので頭が熱くなります。学生室に文章術の参考書を置き始めたこともあって、こちらが試されているような気分になってきました。……良いことなんですが。


 自分自身でも年明けから”文章術本読みたい熱”が出ていて、先日ネットの古書店でまとめ買いをしました。
 もちろん鍛えるべきは理系の文章術なのですが、買ったのはその周辺領域の参考書です(※)。小説の書き方、ライトノベルの書き方、アダルトゲームのシナリオの書き方、ボーイズラブ小説の書き方などなど。

 まだ全部は読んでいませんが、これは楽しいですね。
 どのジャンルにおいても、良しとされる文章には一脈、どころかかなり相通じるものがあるようです。よく「論文の書き方は小説の書き方とは違う」と言われますが、こと文章の形式面に限れば、上手い説明文を書ける人と上手い描写ができる人は相当に重なることでしょう。文章がわかりやすいことは、どこでも大事に違いありません。ぜひとも、健全な言語感覚を培っておきたいものです。


 そんな話を学生としていたら、
「蛙先生はどこへ行くんすか」
と言われました。
 いやあんさん、ラノベの書き方の本を読んだってラノベが書けるわけじゃないし、エロゲーのシナリオが書けるわけじゃないし、BL小説が書けるわけじゃないからね?


※理系の文章術に関する本もこれまでに4、5冊は読んでます。外堀ばかり埋めているわけじゃないと信じてほしいです。

No.588|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

ルーローの春巻

2015/11/24(Tue)23:50

国際学会でベトナムに来ています。
 
 学会にはコーヒーブレイクの時間というのがありまして、ベトナムらしくベトナムコーヒーがふるまわれました。

 私はこれ結構好きなんですけど、同行の教授や学生には不評なんですよね。とにかく甘くて、マックスコーヒーを温めたような、紅茶でいえば午後の紅茶のような、ああいう砂糖過剰の甘さがあります。口当たりはチャイにも似ているかもしれません。
 繰り返しますが、私は好きです。

 が、学生も教授も、「いや自分はこれは」、「蛙先生は甘党だからね」と言います。(周りは辛党ばかりです。)
 
 いろいろ話をしてみると、どうもこれは、そもそもがコーヒー好きであるか否かの問題であるようでした。日ごろコーヒーを飲まない(胃腸に響くので……)私は、ベトナムコーヒーをそれ単体で捉えていますが、コーヒー好きは普段の苦い飲み物と比較して、「こんなものはコーヒーじゃない」となるそうです。
 

 さて、話は変わって学会ですが、今日は善行を積めたと思います。
 今日の最終セッション、同室の最終発表者がチェアマンからの呼び出しに気付かず、見落とされそうになっていたことに気付きました。

 チェアマンが「発表者がいないようなのでお開きにします(意訳)」と言った後に、妙にそわそわしている学生に声をかけると彼がその発表者だとのこと。

蛙:”Do you know them?”
学生:"Me."

 帰り支度を始めていたチェアマンを呼び、無事に講演と相成りました。
 見落とされそうになっていた彼は、指導教員が来ていなかったので言いだす人がいなかったのでした。

 自画自賛のファインプレー。自分の発表なんてそっちのけです。

 あーいや、自分の発表は例によってアラが目立ちましたけどね。特に質疑応答では。
 そういうところは懺悔が必要なんですが、まぁそれは個人的に後ほど。

 なにしろ甘党は性格も甘いことが統計的に知られていますので、ここは他人にも自分にも優しい一日だった、ということで。

No.587|バイオ研もろもろComment(1)Trackback

ノーマークβ法

2015/11/03(Tue)21:12

 初めて加湿空気清浄機(KC-D70、SHARP)を買いました。
 型落ちとはいえ、久しぶりに大きな家電(18400円)を買ったので興奮しています。


 使う場所は職場。
 あ、でも、深い意味で職場の空気が悪いというわけではなくてですよ。助教とドクターが使っているスタッフ部屋(普段はこっちに常駐)も、修士以下の学生が集っている学生室もいつも穏やかです。

 しかし空気が汚い。それに乾いています。特に学生室。
 研究の都合で学生室にいる時間が増えるのを機に、私物を持ち込むことにしました。

 何しろこの学生室、4研究室合同の大部屋なため冬場は常時誰かが風邪をひいています。
 聞けば、毎年どこかの研究室が発信源になって進行波のように広がり、しばらくすると戻ってくる(!)とのこと。
 今年も秋になってマスク着用者が増えたので別の学生に尋ねたところ、やはり、一人当たり1シーズン2回は風邪をひくと言います。

 ふざけんなこの野郎、と誰に向けるでもなく怒って空気清浄機を注文しました。


 ちなみに、積極的に換気しろとも言いはしますが、そこは塵の多い西南日本。酷い日には数十メートル先を見て霞がわかるほどなので、取り込んだ空気もなんとかしないといけません。人間にもそうですが、電子機器にも悪いはずです。

 ほんと、これさえなければ住環境は素晴らしいんですけどねぇ。
 

No.586|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

高速度タイムラプス撮影

2015/11/01(Sun)21:13

ここ数週間は、毎週末高専ロボコンの地区大会をストリーミングで見ています。今日はその最終週、関東甲信越地区大会でした。



つづきはこちら

No.585|ロボコン観戦Comment(0)Trackback