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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/09(Sun)08:07

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近代化産業遺産

2015/09/20(Sun)01:30

 8月22日に九州工業大学へ行ってきました。

 せっかくシルバーウィークなんですから、「今日は○○へ行ってきました」的な記事を書けると良いのですが、今日は職場に行っただけなので……。

 そもそも、なぜ九工大に行ったのかと言うと、屋外に常設展示されている機械群を見たかったからです。また、九工大には建築面でも有名な物がいくつかあります。


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つづきはこちら

No.584|各種見学Comment(2)Trackback

磨砕族

2015/09/15(Tue)23:26

「食品の物性に関するシンポジウム」で話す機会をいただいたので、京都大学に行ってきました。

 内容は6月にFOOMAJAPANで発表した分が7割、公開可能になったので追加した分が3割といったところでしたが、たぶん今回の方がまとまっていたはずです。

 しかし問題は、「このような発表の機会をいただきありがとうございます」的な台詞を言えなかったこと。いや言うつもりはあったんですよ。
 ところが、これでも緊張していたのか、あるいは内容を話したくてうずうずしていたのか、とにかくいきなり本題に入ってしまいました。

 この手の社会的要請(礼儀や一般常識)は欠かさないよう心がけているつもりなのですが、気が付くと忘れていることが多くて困ります。まぁ、意識しないとダメという時点で困りものなんですけどね……。
 次は、次はちゃんとした人っぽく振舞ってみせます。ええ。


 それと、京都大学で素数定規を買いました。
 素数ダァ!ワァーー!!


 学生の少ない時期だったからかもしれませんが、京都大学宇治キャンパスは穏やかないいところでした。
 主催・運営の先生方、スタッフの皆様、ありがとうございました。

No.583|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

夏休み(という季節)なら観光だ!

2015/08/09(Sun)00:01

実家に帰るたびに、

蛙母「どっか観光した?」
蛙「いや。どこにも」
蛙母「もったいない。行けばいいのに」

という会話を続けてきました。


 だが今日、私は観光に行った!

 場所は福岡市東区箱崎にある、九州大学の箱崎キャンパスです。
 まあ、九大は職場でもあるのですが。とはいえ普段伊都キャンパスにいる自分としては、箱崎は新鮮な空間です。

 さてその観光、お目当ては箱崎キャンパスの近代建築物群でした。
 目下、九大はキャンパスの移転が進行中なので、ここの建築物群はそろそろ見納めです。何点かは保存が決まっているそうですが、ほとんど残らないと思うべきでしょう。ですから、建っているうちに是非!ということで見に行きました。

 下手なりに証拠写真は残しておきたかったので、カメラは持っていきました。COOLPIX P340(Nikon)とDMC-3D1(Panasonic)の二つです。
 P340で1枚絵を撮り、DMC-3D1でステレオ写真を撮ろうという算段ですね。
 
 というわけで、せっかくステレオ写真を撮ったので、恥を忍びつつ使っていきたいと思います。

 まずは正門。建築年は不詳です。保存が正式に決まっているのでしばらくは安泰ですが、やっぱり大事なのは門の向こうの景色でしょう。
 
 
 
 次は正門門衛所。大正3年の建築です。当たり前ですが、正門の隣にあります。



 これも保存が決まっています。門や門衛所は古いものが残されやすい気がしますね。シンボリックなわりに邪魔にならない、という実利の側面が大きい気もしますが。

 旧応力研生産研本館。大正14年の建築です。



 ……白飛びしててすみません。
 それはともかく、建物は実に迫力があります。まさに、こういうのを威容というのでしょう。裏に回ると煙突もあって、一種の不気味さも湛えています。

 しかしまあ、この景色は都心では無理ですよねぇ。今の箱崎キャンパスは、さながら江戸東京たてもの園の大学建築バージョンと言ってもいいかもしれません。周りに高い建物のないここは、大正、昭和初期の建物が今でも威容をほしいままにしている素晴らしい場所です。
 
  ただ、この建物は耐震性に問題があるため取り壊されてしまうようです。こういう建物が箱崎には実に多いので、是非今のうちにお越しになって、ご覧になっていただければと。

  実を言うと、私も若干乗り遅れたクチでして、工学部2号館の雄姿を知りません。(私は九大のOBではないもので……。)

 こんなふうに跡地になる前に、と思って、見に行った次第なのでした。

 ちなみに、今日はめちゃくちゃ暑かったです。通勤時と同じワイシャツとスラックスに帽子をかぶった格好でうろうろしたのですが、久しぶりに汗みずくになりました。そんな状態のなか、脳内では”栄冠は君に輝く”がリフレーンしていたりして、実に青春チックな夏の気分。日にも焼けましたし、これで引き籠もり返上ですね。

No.582|大学探検(九大)Comment(0)Trackback

Exci提出

2015/06/29(Mon)22:56

昨日の夜、終バスに乗り損ねまして2年ぶりに大学に(今の職場には初めて)泊まりました。

 折しも学会原稿の締切前夜だったのですが、これがまぁ、実に既視感のある修羅場。

 日付が変わって締切当日、となった段階で結果を差し替えていたり。
 3時に作った原稿の体裁が、仮眠明けの7時に見たら滅茶苦茶になっていてやり直したり。
 仮眠にしても、寝袋を持ち込んでいなかったので梱包用のぷちぷちを敷き、ワイシャツをかぶって寝るという(着ているのはスラックスと作業着。)

 気分は修士2年ごろ、無計画さ全盛期のそれですが、状況は学生時代より酷いような気がしました。

 そして、こんな最悪な戦いの後、夜が明けたら月曜日というのですからやっていられません。何をやっているのだ何を。


 ……まぁそれでいて、実際に締切を迎えてみると、「泊まらなかったらアウトだったかも」と思えてくるわけですからね。

 結果オーライとは、到底言えないなあ。

No.581|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

確か、しかし、可視化した

2015/06/09(Tue)21:45

ビッグサイトの6階会議室で講演してきました。ビッグサイトの6階ってあの逆ピラミッドの中なんですね。あそこに上がるのは初めてだったので興奮しました。


 しかし発表の自己評価はいまいち。最近の自分の悪い部分がよく出てしまいました(全部出た、と言いたいですが、全部出たらこんなものでは済まないので。)

 講師の一人としての講演だったのですが、こういう発表ではいけません。滑り気味のイントロ、独り相撲のようなメイン、言い訳がましい今後の展望。駄目ですよダメ。これではだめです。
 これでは、聴衆が講師をデバッグしてやる感じじゃないですか。

 そもそも勉強不足でしたしね。よくある、異分野から捉えた○○、って、異分野の人が当該分野の常識をよく勉強していれば格好良いですが、勉強不足だと「出直してこい」ってことにもなりかねません。

 今回の発表はまさにそういうノリ。ある意味では、数年前から恐れていたことがついに起きた、と言えるかもしれません。もっとも、それが自己嫌悪だけで穏便に済んでいるあたりは、聴衆の先生方の優しさゆえでしょう。


 さて、そんなほろ苦な講演は終わって、今いるのはサンルート有明です。講師にはここの一泊が提供されました。
 で、レセプション会場(ビッグサイトではない)からここに来るまでに、タクシーの運転手さんと一緒に迷ったという。

 結局、見晴らしのいい高架に上がって(首都高に上がる途中のところ)、目視でホテルを探しました。

 運よく見つかったから良いものの、見つからなかったらどこまで行ったのでしょうか。運転手さんもしきりに申し訳なさそうにされていて、料金は大幅割引になりました(迷わなければこんなものだろう、という額)。


 これで明日は5時起き→昼から九大で実験指導→明後日までに論文修正、という流れになります。月曜までに別の英語の原稿を書くとか、月末までにまた別の原稿(日本語ですが、まだ内容も固まっていない)を書くとかもありますね。
 ないわー。いや、やるんだけど。

No.580|バイオ研もろもろComment(0)Trackback