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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/14(Fri)08:16

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関数電卓が使えない院生

2012/06/21(Thu)00:51

 半年くらい前からLCDが不安定になっていたPCG-850V(SHARP)がいよいよ厳しくなってきたようなので、買い替えを検討しています。ポケットコンピュータの話です。

 以前から「VAIOtypePは絶対ポケコンだよね」などと抜かしていた蛙の末裔ですが、実は今日までPCG-850Vに後継機種が出ていることを知りませんでした。その最新機種、PCG-850VSは2009年発売だそうで、いったい私のアンテナはどこを向いていたんだという感じですね。
 で、中学を卒業してこのかた、計算と言えばポケコンという形で育ってきたもので、私は関数電卓が使えません。いや、それは言い過ぎといいますか、もちろん関数電卓を目の前に出されれば四則演算くらいは普通にできますけれども、ちょっとマイナーな関数、あるいはモード変更なんかが入ってくると、できるはずだけれども試行錯誤必須、という感じでパチパチ打つには至らない気がするのです。

 実のところ、かつてEL-5050(SHARP)というプログラム関数電卓も所有していた時期がありまして、関数電卓を使った経験がないわけではありません。ですが、この機種はラジアンモードも無いような古典的イケメン。参考にはなりませんね……。そんなわけなので、近いうちにポケコンと関数電卓(安いやつ)を買うつもりです。

 いやぁ、まさか理工系の博士課程学生の身で関数電卓も使えないとは。やるなあ、自分。
 
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No.464|バイオ研もろもろComment(2)Trackback

論文サーフィン

2012/06/19(Tue)23:35

 うちの大学の図書館では、公費だけでなく、私費の文献複写依頼ができます。この制度、どれだけの学生が使っているのかは知りませんが、私は結構お世話になっています。
 とはいえ、研究に直接かかわる文献は公費で依頼するのが筋なわけで、私費で依頼するのは研究から少し外れた文献です。平安時代末期の歌人についてとか、江戸時代の国学者(調べたかったのはその父親)についてとか、明治時代の養鶏についてとか。……これを少し外れたと呼ぶのは語弊がありますね。

 正直なところ、これらの資料が役に立ったことは過去ほとんどないのですが、まあ決して無為に集めているわけではないのでそこはそれ。むしろ最近は、こういうことができない環境に置かれたらどうしようかとさえ考えてしまう次第です。

No.463|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

快活閉集合

2012/06/17(Sun)22:19

haruzemi2012up.png 土曜日から研究室の合宿で東伊豆に行っていました。
 金曜日にはゼミで発表を担当していて、その準備と今回の合宿(の中のゼミ)の準備とで結局また修羅場になってしまいました。合宿二日目だった今日も、昼食注文後の空き時間に意識を手放す有様。

 画像はその合宿のゼミで使ったスライドマスタです。背景の写真は大学構内の航空写真、どう作ったらいいかわからなかった右下の緑の模様はBradley Hand ITCフォントで書いたクエスチョンマークの上下反転、というあたりが微妙感の原因でしょうか。それと研究室名は、うちの研究室のある建物の航空写真に透過色のグラデーションをかけて文字型に切り出したもので……って、よく見てもわからねえよ。
 ちなみに内容の方は昨年夏に案を出して3月後半あたりから具体的に検討し始めたということで、研究室の中では比較的長期に渡るプロジェクトになりました。4月から作り始めた縦横1mを超える実験機器を合宿まで知られずに隠しておくのが大変でしたね。

 研究室内の人気投票では有難くも1位を拝領したので、これからまた一年、「春ゼミだけのひと」と思われないように頑張らなければいけません。難しい話だ……。
 

No.462|バイオ研もろもろComment(2)Trackback

田舎のバスは朧車

2012/06/10(Sun)23:39

 NHKの大学ロボコンを観戦してきました。夏に香港で行われるABUアジア太平洋大会の国内予選になります。
 こういう観戦記録を書くと、文章の中に観客目線的白々しさや見下ろしている感じというのが、意図しないのに現れてしまってつらいのですが、また失礼させていただきます。


 残念ながら、うちの大学は今年は予選敗退となってしまいました。対戦相手がどちらも強かった、というのはもちろんその通りなんですが、アイデア面技術面で敗因を具体化させたいところですよね。また来年、期待しています。もちろん応援にも行きますよ!

 優勝は東京大学”RoboTech”。おめでとうございます。超おめでとうございます。予選でトラブルはありましたが、ほかに焦りそうな場面がほとんどないのは流石です。長岡技術科学大学”長岡技科大吉”との準決勝、金沢工業大学”先駆”との決勝など、ミスの許されない試合を地力勝ちしたのは圧巻というほかありません。大学の練習場と本番会場とは多かれ少なかれ違いがあるわけで、それに合わせ切る調整の技術(あるいは調整しなくても済むようにする技術でしょうか)には毎度感動させられますね。

 個人的には、メンバーが3人しかいないという三重大学”M3RC”(エムキューブアールシー、と読んで3は上付き文字)が印象的でした。そんな少人数で2度「平安大吉(ペンオンダイガ)」(=これが決まると即勝利となる一種のパーフェクト)を決めるロボットを作れるというのはどれだけ精鋭なのかと。負けてしまった準々決勝の試合でも、コレクターロボットがかごを探しながら待ち続けるなど、自律性が高くて見どころの多いロボットたちだったように思います。このコレクターロボットの下段の饅頭を掴むアームはロール軸まわりに回転して高さを稼いでいましたが、この動きも小気味よかったです。惜しむらくは、トークンの扱いに慎重になりすぎたのか、速いはずの手動ロボットで大阪工業大学”ジュラル民”に先行を許したことでしょうか。
 そして、負けた後のインタビューで両手を広げ、(最終学年なので来年はなく)どうしようもありません、と語っておられたのが、私のようなロボコン停年族には強く響きました。デザイン賞と特別賞、本当におめでとうございます。また部員を増やして、今の素敵なロボコン技術を受け継ぎ発展させていかれることを、他大学の者ながら祈っております。


 というわけで、関係者の皆様、本日は有難うございました。

No.461|ロボコン観戦Comment(0)Trackback

研究におけるジョセイとカネ

2012/06/05(Tue)02:53

 ほんと、大変というか、無碍にできないものには違いありませんが、忙しさを助長する代物ではあります。
 研究助成金の申請書のことです。

 今日、隣の席のM1さんの研究テーマに関する助成金申請書を助教さんに上梓しました。いやあ、練習になると思って請け合ったんですが、もう少し検討すべきだったかもしれませんね。気が付くと忙しすぎるという。

 ついでに明日中に自分の研究テーマに関する助成金の申請書を教授に上梓しようと考えていて、書式に関する確認を明日早めにやります。ってなんだこの予定表みたいな日記は。

 ちなみについさっきまで機械学会関連の仕事をしていたところでして、これも明日中に提出できればいいですね。



 となると目下の問題は11日提出の学会原稿の内容が一向に出来上がらないことなのですが、これはもう本当にどうしてくれようかという感じです。解析担当のTSUBAMEさんの調子が上がらず、解析に失敗した理由が手前の不備なのか先方のトラブルなのかわかりません(切り分けるのが手間、という意味で)。
 加えて今週来週はゼミの担当が自分に回ってきており、来週末には研究室の合宿も(お遊びだけどここでもプレゼン必須)。
 とりあえずしっかり眠ることを徹底しましょうか。

No.460|バイオ研もろもろComment(0)Trackback