うちの大学の図書館では、公費だけでなく、私費の文献複写依頼ができます。この制度、どれだけの学生が使っているのかは知りませんが、私は結構お世話になっています。
とはいえ、研究に直接かかわる文献は公費で依頼するのが筋なわけで、私費で依頼するのは研究から少し外れた文献です。平安時代末期の歌人についてとか、江戸時代の国学者(調べたかったのはその父親)についてとか、明治時代の養鶏についてとか。……これを少し外れたと呼ぶのは語弊がありますね。
正直なところ、これらの資料が役に立ったことは過去ほとんどないのですが、まあ決して無為に集めているわけではないのでそこはそれ。むしろ最近は、こういうことができない環境に置かれたらどうしようかとさえ考えてしまう次第です。
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