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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/13(Thu)12:01

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四球の歩き方

2012/12/28(Fri)01:26

 しばらく風邪をひいておりました。例によって一日中布団にくるまって寝ていたわけですが、その間も前回エントリーの件で悔しさに震えるというろくでもない日々。歯を食いしばったり体をこわばらせたりして体にいいわけがないので、最近は冷静を心がけていますが、まぁこれはある種トラウマみたいなものですね。飽きるまでしっかり悔しがる所存です。臥薪嘗胆。ふざけんなてめえ。

 とまあ、緩急はあっても今年後半はずっとそんな感じでした。これ、自戒はいいんですがいかんせん内向的で良くないですね。 ちゃんと日記を書く努力もしませんし、人との会話も途切れがちになりますし。
 とそんなことを書きながら、今、粉末の緑茶をばらまいてしまいました。がー、くそったれー!こんなだから!こんなだからお前は!



 はい。雑巾がすごく緑になりました。まったく……きっと、こういうことの積み重ねでスパイラル的に内向きになるんですね。
 これからの年末は、来年に向けて不甲斐なさとの付き合い方について考えようと思います。
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No.494|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

七つの滞在

2012/12/06(Thu)03:09

 詳細は事情により書けませんが、どうしようもなく悔しい体験をしました。かわさきと言い、その前の学会といい、あるいは先日のmakeでの未完成といい、ことごとく自分の至らなさのみに原因があるのですが、また同じように。

 今年はコンペティティブにいく、を自称して上半期に散々敗戦記録を並べ、それを踏まえての取り組みだったのですが結局うまくはいきませんでした。正直、頂が見えた気がしていただけに失望感は大きいものがあります。まぁ、メタ的に見れば、そんなふうに自画自賛してしまうところがすべての敗因なのでしょう。

 もっとやれるはずもっとやれるはずと自分をけしかけて取り組んで、もうこれ以上は(半ば物理的に)できない、というところまでやってなお成功しないときの充実した失望感は、怒りと悔しさがあまりに精神を揺さぶるので酔ってしまいそうです。最大の努力で成果なし、というのですから本来はもっとも忌避しなければならないのですが。

 悔しさはこれからなんどでもぶり返すと思いますが、それはそれとして今日はプチ憤死体験でした。こう言ってはなんですが、ifの話で私が高齢者であったとか、長時間立て続けにこういう状況になった、などということになったら、憤死というのもあながちありえなくはないなと思った次第です。古代史にはしばしば憤死という単語が出てきますが、一人で大きな人員、物資、責任を預かる武将や貴族ならば割とあったことなのかもしれませんね。

No.493|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

ゲーミングマウスの効能

2012/12/05(Wed)02:02

 この10日間ほどは研究室で自分のノートPCを開くことが多かったのですが、その際、マウスごとのカーソル動作の滑らかさの差に愕然とするという体験をしました。
 研究室のPCで使っているマウス(MA-ERG3、サンワサプライ)と、当時持ち込んでいたマウス(ZM-M300、ZALMAN)の違いです。いやまあ、正直に言ってZM-M300も褒められた造りではないのですが、ことセンサまわりの性能に関してだけはMA-ERG3に比べて優秀なようでした。レポートレートあたりが顕著に違う・・・というところなのでしょうか。センサ性能の詳細は存じ上げませんが、一般向けマウスと(安くても)ゲーミングマウスとの差が出るとすれば確かにこの辺なのでしょう。
 ちなみに、ZM-M300を手放しで褒めないのは、成形不良で一度交換をしていることと、メイン以外のボタンの押し心地の悪さによります。こういうところは本当に安っぽいんですね。(そういう点では、今回の件で見直したと言えそうですが。)


 とまあ、そうやって安物ゲーミングマウスのお世話になって作ったmakeの作品ですが、有難いことに週アスplusに取り上げていただけました。当日お渡しした名刺がオフィシャル版だったということで、堂々と実名で載っちゃっています。しかも写真も。あはー、もう悪いことはできませんねぇ。

No.492|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

分解とは何か

2012/12/02(Sun)21:55

 この土日はMaker Faire Tokyoに出展していました。いつものことですが、しゃべりすぎで声がガラガラです。自分ひとりで物を作って展示すると交代要員がいませんからね。きっと参加者の多くが同じなんではないかな、と。

 例によって今回も作業が直前まで終わりませんで、といいますか、実際終わらないまま展示に臨む有様で内情は散々でした。完成度については事前に五つの段階を設定していまして、それをどこまでクリアできるかという感じだったのですが、結果は2/5。最悪ではなかったわけですがまったくよろしくありません。
 夏のかわさきロボコンといいこれといい、今年は(も?)死線ぎりぎりをさまよった挙句ろくな結果になっていません。流石にそろそろ学習しないといかんですね……

 というわけで、未完成部分の製作は少しずつ、しかし継続的に行っていければと思います。
 毎日、一歩ずつでも修羅場から逃げるんだ。

No.491|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

ポピータイマー

2012/11/18(Sun)00:56

 昼間、研究室でテレビを点けていたのですが、ちょうど流れていた地球ドラマチックが面白くてつい見入ってしまいました。

 番組名は「ある肖像画の謎 ~ダ・ヴィンチ説を追う~」。つい最近まで美術品の製作過程がどうの、画家らしさがどうのと言っていたこともあって、時期的にどんぴしゃです。
 ネタバレにならない程度に紹介しますと、オークションで掘り出した1枚の肖像画がダ・ヴィンチによる作品かどうかを専門家たちが明らかにしていく、という内容。いくつもの方向からアプローチをかけることで少しずつ仮説を補強していくところは、いかにも「調べものかくあるべし」といったノリで、クライマックスはまさにドラマチックです。
 次第に仮説が真実味を帯びてくるときの、あの満ち潮のような静かな昂ぶりが見ているこちらにも感じられてとても眼福でした。

 こういう調査記録を見聞きすると、俄然調べものに対するモチベーションが上がってくるからいいですよね。個人的にも、初秋から調べているある機械技術者に関して、また文献漁りをしたくなってしまいました。うーん、図書館に籠っていられる時間は無いんだけどなぁ……

No.490|バイオ研もろもろComment(0)Trackback