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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/12(Wed)06:17

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干渉計、干渉計、網戸式

2014/02/20(Thu)01:13

 毎年恒例(にしているつもり)のチョコレートケーキ作りをしました。

 バレンタインデーのどさくさに紛れて安い板チョコを買い込み、我武者羅にケーキを作るといういつものアレです。ただ、14日に作ると何か色々な面で誤解を生みそうでしたのでその日は避けました。(今年初めて聞いたんですけど、”ホモチョコ”なる言葉があるそうですね。すげぇ響きだ。)

 それでまぁ、作ったには作ったわけですが、なんというか溢れさせてしまいました。

 紙型も破けてますね。

 上から見ると……ドイツパンでこういうのあったよね、みたいな。

 ローフ型は直方体のはずなんだが。


 例によって大した事情は無くて、これが実は今シーズン3本目で、前2本で残った材料を全部使ったら多すぎた、というそれだけです。恥ずかしながら、前半2本はブルーミングさせてしまったり生焼けのまま冷やしてしまったりと散々でした。もう3年目だというのに何をやっているんでしょうか。


 ちなみに、立て続けに二度もチョコレートケーキを焼いたので今研究室は甘い香りに包まれています。
 個人的にも、どうも髪に匂いが着いてしまったらしくて常時それらしい匂いが。まぁ、嫌いな香りじゃないので良いんですけどね……。

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No.539|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

おじいさんの統計

2014/02/09(Sun)01:17


   我ながら大雪ごときではしゃぎすぎじゃないかな、とも思うのですが、どうしようもありません。

 一応博士論文関連の審査は終わり、あとは学位申請書(と、博士論文の概要を記したいくつかの書類)を提出するだけになりました。とはいえ、論文の内容の一部についてはジャーナル論文として未発表なので、その分を主体にした論文を2本ばかり書かなくてはいけないようです。そのせいで、今日も昼から研究室に行ってきました。

 いや吹雪すごかったですね。夕食を食べようと外出したのですが、時折目を開けていられなくなるほどの雪と風でした。そしてこれが大変清々しい。ある種の畏怖心というのか、ヒトの身ではどうしようもない大きな力に出会ったときの開き直りのようなものが感じられてとても爽やかでした。心が洗われるというのはこういうことを言うのでしょう。あまりに楽しくなってしまったので、買い物もしないのにスーパーマーケットまで歩いてみたりして。帰り道も遠回りして近所の商店街を散策してきました。
 上の写真は、そのあとに撮った近所の風景。東京は真夜中でも明るいので、雪化粧が映えますね。(それを写し取る技術は無かった。)

 ちなみに先ほど帰宅したのですが、こういう日ほどお年寄りの姿が目立つような気がしました。夕食を食べた蕎麦屋も、客は学生か高齢者かという具合。しかし、覚束ない足取りで手を取り合って歩くご夫婦や、杖をつきつき進む老紳士を見ると、なぜまたこんな日に出歩かれるのかと不思議で仕方ありません。ひょっとして、外が大雪だから?

 現実には、高齢世帯で買い置きが難しいなどといった事情が主因なのだと思いますが、60歳で還暦とされる日本人のこと、案外、心の隅に蘇った童心が「外に出よう」と疼いているのかもしれませんね。

No.538|バイオ研もろもろComment(2)Trackback

Ciniiに至る病

2014/01/19(Sun)00:31

7年前、母校の近所にあったパン屋さんから直径20 cmほどの半球状のチョコレートパンが無くなってしまって非常に寂しい思いをしました。丸ごと食べたのは一度だけでしたが、店先に並んでいたときの存在感(巨大感とも)をよく覚えています。


 今日はセンター試験で大学が入講禁止でしたので、近所の商店街を歩いてみました。この商店街、ちゃんとHPを持っていて、そこを見ると4区画に分かれています。3年以上住んでいながら私は2区画目までしか進んだことがありませんでした。

 その4区画目にあるパン屋さんで買ったのが下のデニッシュです。
 
 1辺約20 cm。こういうのを探していました。
「切りますか?」とおばさんが聞いてくれましたが、もちろん「そのままで結構です」。これは切っていただくわけにはまいりません。

 中身はブルーベリージャムでした。まぁその、普段ブルーベリージャムなんてほとんど食べませんから、今日のこれで過去3年分と同じくらいの量だったんじゃないでしょうか。
 当初は昼食のつもりで買ってきたのですが、日和ってカロリーを考えてしまい夕食に回しました。日付が変わった今でも、別に空腹というわけではありませんから大したものです。

 ちなみにお値段の方は結構張っていて、カレーパンと合わせて880円でした。普段食べるには栄養的にも経済的にもちょっとアレですが、こういうものが手に入ると知っているとなにやら心強いですね。

No.537|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

後溶接百物語

2014/01/15(Wed)01:42

 1週間以上前の話になりますが、なんとか博士論文の公聴会を切り抜けました。12月29日から1月4日まで研究室に泊まっていたのですが、同じときに灯りのついている研究室があったところを見ると自分もまだまだだなと思います。でももういいです。この辺についてはまだまだで結構。

 ちなみにこの博士論文フルコース、次は最終試験と呼ばれる口頭発表です。教授によると、私の進路が審査教員の方々に明かされたところで「じゃあもっと厳しく見なくちゃね」という方向にまとまったそうです。えーーー。


 頑張りますよ。どうせそれしか選択肢は無いし。

No.536|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

エリアシNG

2013/12/28(Sat)02:06

本日(昨日?)、博士論文を審査員の先生方に提出しました。非常に疲れましたが、次は1月6日の公聴会へ向けた準備です。個人的な傾向として、疲れてくると口頭での言語処理機能が低下するので、そんな状態で本番を迎えることが無いように年内は本気で作業します。

 そんな自己暗示は置いといて、D論を書いてみた感想ですが、これはなんだか素潜りに似ていました。私の場合、書き始めたのが12月頭だったのでもうD論以外を生活から排除するしかなかったのが効いているのでしょう、一日を終えて帰途についたときの解放感が半端ではなく、ようやく息が継げた、という感じでした。実際、12月10日を過ぎてからは呼吸が荒かったような気もします。これは多分、疲れから深呼吸が増えていたせいですね。
 そしてラストスパートの今週は、3時帰宅(自室と研究室の間は徒歩5分です)、4時帰宅、3時半帰宅、泊まり、泊まり、泊まり、泊まり、ということで、特に最終5日間は息継ぎも叶わない日が続いたのでした。まぁそれでも、D論なんてのはこんなもんなのかもしれないな、と頭の半分くらいでは思っています。


 ちなみに、審査教員の中には今日出張(それも大変ですが)の先生がいらっしゃったので、その先生には事前連絡の後、ご自宅に郵送しました。
 ……A4マチ付き封筒に140ページのファイルを入れ、簡易書留と速達を付けると1060円もかかるんですね!初めて郵便一通送るのに4ケタの金額を支払いました。……まあ、なんというか、これは延滞料でしょう。仕方ありません。



 そんなわけで、こういうことって後々思い出すと楽しいんだろうか、と思いながらの日記でした。

No.535|バイオ研もろもろComment(0)Trackback