研究室のM2さんが外部から貰ってきた画像ファイルを足かけ三日で所望の形式に変換。自分なりに結構達成感が有ったので、これ見よがしに出来た出来たと騒いでいたのですが、これが運の尽きでした。
それを見た教授と助教さんは、「蛙にこういう作業をやらせると速い」と勘違いしてしまったようです。今の研究テーマで、たまたま運悪くハマリに遭遇していることも重なり、
「今のテーマよりもこっちのほうが良いと思うんだけど」
などと説得されてしまいました。
確かに、勧められたテーマは論文を出しやすそうではありましたが、私の感覚から言えば、自分の背景にあるスキルが最も対応していないテーマなのです。仮に任せられても、スキル的制約で思うに任せなかったり、自分より適任な人物がいるはずという思いに駆られたりするのが容易に想像できます。
複数のテーマを持つことは守備範囲を広げる意味で良いことだと思いますが、勧められた方のテーマをメインにするのは勘弁願いたい。
そんなわけで、首を突っ込むくらいはしますがメインでやるつもりは有りません、というような返答をしてきました。
しかも、後から判ったことですが、問題の画像ファイルはD2の先輩が一日目で別形式への変換に成功し、あとは研究室の自作アプリケーションに突っ込めばいいというところまで行っていたのです。この先輩のデータは私が変換して出力したデータよりも利用価値が高く、私はまさに井の中の蛙、尺沢の鯢ではしゃいでいたところを捕まってしまったと言えます。こんな程度の視野と能力ですから、私をそのテーマにあてがうのは失敗だと思うのですが。
次に説得された時には、もっとちゃんと意思表示をしなければいけないですよね。
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