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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/03(Mon)01:47

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蜘蛛の伊都

2014/11/15(Sat)20:49

 先日、流行りのセアカゴケグモがうちの大学でも見つかりました。

 いやこれ、春に赴任して建屋の様子を見た時から、絶対居ると思ってたんですよ。
 山の斜面を切り開いた、日当たり最高の敷地。1階から2階に繋がる複雑なウッドデッキ風構造。建物の間際まで迫る豊かな緑と豊かな餌。そのうえ、建屋建設のため、各所から資材が運び込まれている最中です。これで居なかったら探し方が悪いですって。

 見つかったのは立体駐車場周辺で、数は生体約100匹+卵塊約100個とのことでした。
 まぁでも、他の場所にも居るんじゃないかなと思います。駐車場、駐輪場をはじめ、先述のデッキや実験棟周辺のこまごました空間など、彼らが住めそうな場所はいくらでもありますからね。

 ただ、大学の敷地内なら駆除しやすいでしょうから、無謀なことをしなければ問題は起きないはずです。というか、大半の大学生は、蜘蛛には興味すら無いようです。


 それよりむしろ、問題なのは大学の外じゃないでしょうか。福岡市の情報を見ると、西区で見つかっている場所はうちの大学だけで、その隣の発見場所(分布域?)は中央区となっています。

 本当かよー。(※市の情報の信憑性云々ではなくて、見つかっていないだけで実はその辺に居るんじゃないか、というニュアンスです。)

 間を結ぶ幹線道路の周りとか、絶賛開発中の九大学研都市駅周辺とか、探せば見つかりそうなんですが。……探しませんよ?



 それはそうと、研究室から学食へ行く途中にはナガコガネグモ(多分)が巣を張っています。昼と夜、毎日2回眺めているのですが、最近はとても寒そうです。

 一度、11月12日の昼間は巣に居らず、近くの壁に張り付いていました。いよいよ産卵なのかなぁと感慨深く見ていましたが、翌日からまた巣に戻りました。もう一稼ぎするのでしょうか。

 なんにせよ、彼女(その個体は雌なので)の思うように生ききることができると良い、と思います。

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No.568|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

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