HDDの初期調査はまだ返答がありません.まあ,大手メーカー系列のごくまともそうな業者ですので心配することもないかと思いますが.
仮に復旧可能だとしても費用によっては諦めざるを得ないというのが,目下の懸念事項だったりします.教授の第一声も「頑張って何とかこれまでと同じ状態に漕ぎつけることはできない?」でしたし,今研究室にはそれほどお金がないですからね.ITリテラシーのなっていなかった学生一人(バックアップの習慣がなかったのは私だけじゃないもん教授含む研究室面子全員だもん,とは言い張っておきますけど)のために数万なり十数万なりをポンとは出すわけにもいかんのでしょう.
また,こう言っては難ですが,自分の今までに溜めたデータや資料の類にいくらくらいの価値があるのかなんて自信をもって答えられる状況ではないのが実情ですしね.日頃優しい教授に値切られたらどんどん負けてしまいそうです.
出来る限り救出したいのは,過去に学会に提出した内容の元になっている解析結果やデータ群,それに拙いプログラムのソース達,それに常にアンテナを張り続けて集めた文献あたりでしょうかね.特に文献類はひと時の頑張りで集めたものではないので,再収集はきっと無理.事故当時は意識していませんでしたが,このところになって痛みを感じるようになってきました.実際,研究成果(大したものではありませんが)はもの凄く頑張ればもう一度作れますし,それどころかブラッシュアップもさせられるだろうと思うのですが,後々参考にしたい資料の類に関しては,その質と量がアンテナを張っていた時間に大きく依存しているため取り返せないのですよね.
また,修論を書くときには学会関連のデータが無いのはきついだろうなあと思います.当時発表した成果を加工して使いまわせないのは大打撃ですよ,現実的に.
覚悟覚悟覚悟,HDDの壊れ方からして中身のデータは生きてそうだけど,覚悟はしとこうと思います.しかし,万が一そういうことになったら自分はまともな修論を書けるのだろうか.
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