今日のことではないのですが、母校でなされている高専ロボコンの学内選考についてブラザーから連絡がありました。
結果、彼と友人たちのアイデアはすべて落選したとのこと。母校ではおおむね2ないし3の団体から合計10~20程度のロボットのアイデアが出されるのですが、その中でブラザーのいる機械・電子チームは出場権を得られなかったそうです。
なんだか、ブラザーが私と同じ轍を踏んでいるような気がしてならないですね。ちなみに私は5年間で5回落選。
母校の学内選考では伝統的に通称”電気科チーム”が強く、各学校に割り当てられる2枠の出場権のうち1つは確実にここが獲得しています。それで、残りの1枠を機械工学科中心のチームか電子制御工学科中心のチーム(中心といってもそれは指導教員がどこの学科かというだけで、学生メンバーは各学科入り乱れる傾向があります)が獲得できるかどうか、という展開です。ただ、2枠とも”電気科チーム”が持っていくこともしばしばあり、私が在学していた頃も、5年間のうち3年間はそうだったのでした。悔しいですが、実力(実績)的に見れば妥当な面は確実にあります。実際、母校が全国大会に行ったことは過去14回あるのですが、うち13回がこのチームから。単年度レベルでの実力といい、コンスタントに結果を残すマネジメント力といい頭が下がります。
なんでこんな話題にしたかというと、また悔しさがぶりかえしたからですね。
高専出身でロボコンファン、実際ロボット作りもしてる(最近作ってないですが……)というと、まず間違いなく「いつの大会に出たんですか?」と聞かれるわけですが、毎回、「うちの高専には学内選考っていうのがあって……」というところから答えなければなりません。そのダサいテンプレートは言い飽きました。
また、折り合いがついているうちは原動力になるんですが、何かの拍子にバランスが崩れると仕事が手につかなくなりなかなか厄介でもあります。いやまあ、こういう性格だから落ち続けたのかもしれませんけど。
というわけで、ロボコンをやりたくて高専に行ったのなら何が何でも出ましょう!というのが私の主張です。大手搦め手、どんな手を使ってでも実現するべきです。ブラザーをはじめ、落選した人たちは雌伏の期間を迎えたわけですが、その間に何をするか、来年に出場権をとるために何ができるか、一所懸命考えるべきだと言えます。いやほんとに、まだ悔しいんですよ。で、たぶんこれからもずっと悔しい。こうならないように、頑張ってくださいね。
って、普通そんなふうにはならないか。
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無題
2012/07/02(Mon)10:03
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