自分の研究や趣味などで官能検査(アンケート)をしたり、周囲の人が官能検査を行っているのを見聞きして感じるのは、とにかくデータ処理が面倒だということです。もちろんそのためにRなりOriginなりSなりの統計処理ソフトウェアが作られたはずなので、数学的処理はあんまり贅沢は言えません。
問題はデータ入力。
一覧性や可搬性、手軽さなどから、データ収集には紙とペンが使われることが多いわけですが、ここに書き込まれたデータをコンピュータに打ち込むのがだるい。官能検査は個人的には量が多くてなんぼの世界(※蛙の末裔は素人です)だと思っているので、いたずらに入力の手間を惜しむわけにもいきません。”あぁ、ミスりそうだよ”と思いながらデータを打ち込むわけです。いやまぁ、単純作業ですから気は楽なんですけどね。
そこで、iPadのような薄くて大きなタブレットデバイスの出番だと思うのです。これなら机の上に置いて書き込めるし、片手で持っても書き込めるし、紙に近い体裁をとることも比較的容易。しかも電子化の手間が一気に省けます。素晴らしい。
今度雑談代わりに教授に提案してみましょうか。研究室で官能検査をする予定があるのは私だけではないので、来年あたりになれば研究室で購入、なんて運びになるかもしれません。ちょっと先が長いのが難点だな……
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