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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/25(Tue)04:23

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偶然のトラブルに己の判断ミスが重なる事を言う

2011/04/29(Fri)00:26

 逆境とはぁぁっっ。

 最近、レーザー加工機関連の作業に足を引っ張られている印象があります。今日も使ってきたのですが、レンズに炭化物が付着していたことで出力が大幅にダウンしていて、材料が切れませんでした。いえ、カーボンの膜が付着しているということは予め聞いていたのですが、まさかこれほどとは。おかげでレーザー加工機で切るはずだった部品はバンドソー(つまり手作業)で切ることになってしまいました。手作業で作れるように設計し直す必要もあったりして、面倒くさいったらありません。

 加えて愚かなのは、私が金曜日もレーザー加工機の使用を申請できると勘違いしていたことでありまして。29日って普通は休みの日なんじゃん!とは、今日気付きました。こんなことをしているようでは……
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No.379|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

天満天神講

2011/04/24(Sun)22:22

 ちょうど今頃じゃなかったかと思うのですが、地元、栃木県小山市のある地域には天満天神講という行事が有りました。

 その日は、普段人気のない小さな神社に小学生が集まります。そこでは数名の大人が待っており、子供たちは手の甲(確か左手だったような……)に小さく白飯を注いでもらいます。そして、小さな本殿の回りを一周。回り終えると、そのご飯は子供たちが食べることになっていました(食べなければいけないのかどうか、はっきりとは覚えていません)。
 神社で行うのはここまでで、終わると子どもたちは、今度は町内の公民館に集まります。実は、子供たちはめいめい自宅から皿を持って来ることになっているのですが、その出番がここ。ちょうど昼時で、公民館ではカレーパーティが開かれるのでした。やれ、誰それの皿は小さいだの、誰それは何杯おかわりしただのと騒ぎ、帰り際にはちょっとだけお菓子も貰えた記憶が有ります。
 ちなみに、この時のご飯は各家庭から米を一定量徴収することで賄っていました。ですから、ちょっと小知恵の働く高学年になってくると、今年は元をとった、なんて言ったりもしていましたっけ。

 全国各地に天神講というのはあるようですが、検索して眺めていると行事の中身は必ずしも同じでないみたいですね。wikipediaのこの記事だと、北陸方面の行事には比較的統一感があるようです。当地では鰈が供えられるとのことですが、なんでもこれは道真公が鰈好きだったことに由来するとか。(例えば、福井県漁連が関わっているこのページ
 さて、そう聞くと地元の行事で食べる料理が気になってきます。もしかして、カレーと鰈を掛けている?
 そうだとすると随分近代的なアレンジですが、内陸県においてはなかなか現実的で気の利いた機転と言えるかもしれません。それに、万人受けするカレーライスなら、きっと菅原道真だって食べて嫌ったりはしますまい。


 この天満天神講、今も行われているかどうかが定かではないのですが、続いているとすればこの近辺の土日ですか。細々でいいので、続いていると良いと思う次第です。
 だってほら、やっぱり少しは御利益を期待したいじゃないですか。

 ……うん、明日はカレーにしよう。

No.378|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

揺さぶられっ子と記憶

2011/04/24(Sun)03:23

 その担当は私ではありませんが、研究室のテーマの一つに人体と振動の関係を扱っているものが有ります。私には内容を詳しく論じることはできませんが、例えば振動に対する感受性、なんかは扱う内容にかかっていいるはずです。

 で、さっき寺田虎彦の随筆をちらちら眺めていたら、上に例として挙げたような話が載っていました。曰く、先ごろ地震研の研究で人体の振動に対する感受性について調べられたとか何とか。思わぬところから先行研究の情報が入りました。まだ当該研究の資料を探してはいませんが、担当のK氏に伝えたら喜ぶか、悔しがるか、どちらでしょう。どうってことも無いかな。

 揺さぶられる対象として人体を見た場合、大きさが異なれば当然固有振動数も異なるわけですから、体格によって感受性の高い振動数は変わるものと予想されます。ですが、感じ取れるか否かという問題まで落としこまずに、揺れをどう感じるか、ということを考えた場合、幼少期と成人後では異なるのでしょうか。
 ひょっとすると、一部の印象的な振動については”揺さぶられた感じ”は変わらないかもしれません。勿論、物理的な振動の様子は異なるはずですが、記憶されている振動の特徴が自身の成長によって変化しないものであれば同じ様に感じられる事でしょう。(例えば、センサ系も同時に成長する事によって、振動情報が身体的成長に関わらないようになっている、とか。)この辺は自分の研究テーマにもかかってくる話なので、頭の隅に置いておきたい事柄ではあります。

 また、大人になってからでは感じる事の出来ない振動というのもあるはずです。抱っこでの揺れ、乳母車の揺れ、母胎内での揺れ、こうした振動の記憶がアップデートされることはありませんが、では何も残っていないのかというと……どこかで思い出す事が有りそうな気がしません?そういうときに「あ、あの揺れだ」と気付く事が出来たら、それはとても懐かしい気分に浸れるような気がします。それだけっちゃぁ、それだけですが。
 

No.377|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

椅子による目の保養と研究

2011/04/23(Sat)00:05

 研究室に新しい中古の椅子が(なんだか変だ)4脚配備されました。写真は……カメラを研究室に忘れてきました。
 ので、とりあえず新しい椅子が来てきっとみんなHappy!ということだけ。当然ながら座るのは4人だけですが、私は座らなくても椅子を見ているだけでHappyになるので問題ありません。

 椅子は内田洋行のNEXで、アジャストシンクロタイプのハイバック、アジャスタブル肘付きです。こう見ると、オフィスチェア業界はadjustという単語が大好きだと言う事が判りますね。

 いやぁ、NEXも格好いいんだ、これが。

No.376|オフィスチェア的変態Comment(0)Trackback

第三ボタン信仰

2011/04/22(Fri)00:39

 Pro/Eを使っていると中クリックを多用しますが、研究室にはこれが苦手なマウスとPCが有って面倒くさい思いをすることがあります。大抵の場合、中クリックはスクロールホイールを押し込むことで行っているのですが、特にホイールチルト(横スクロール)の可能なマウスとは相性がよろしくありません。
 研究室では最近、保証制度と品質の安定性を考慮してマイクロソフトのマウスを買っているのですが、これらは中クリックに関しては今一つなんですよね。特に IntelliMouse Explorer は駄目で、まったく安定しません。先日買った Comfort Mouse 4500 もPCによってはいまいち。この、”PCによっては”というのがあるので一概にマウスを責められないのですが、少なくとも原因の一部は負っているでしょう。私物のMUS-ULF56BL(ロアス)というマウスがやはり中クリックと相性が悪いことも含めると、今後は研究室用マウスを買うのに、中クリックが快適に出来るか、という条件をつけるべきなようです。
 うーん、これは実際に試してみないといけないのが厄介ですねぇ。

 ちなみに私自身は研究室では WowPen Joy(Wow Technology)という変体マウスを使っているのですが、こちらはちゃんと中クリック出来ています。やはり、横スクロール機能が無い、割と古い設計なのが良いのでしょうか。


P.S.
 実際のところ、多ボタンマウスの場合、上記の問題は中クリックをちゃんとしたボタンに割り振ることで解決します。とはいえ日頃ホイールクリックをしている人が、あるマウスでだけサイドボタンのクリックに対応してくれるか、というと微妙なところですので、研究室では今のところ実践しておりません。特にCAD慣れしている助教さんには不評だろうと予想しておりまして……。

 

No.375|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()