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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/13(Thu)16:26

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作業用BGP

2012/11/02(Fri)22:26

 最近、アップルやグーグル、アマゾンなどの製品発表会の動画を作業時に聞いています。リスニングの練習になりますし、この手のプレゼンの勉強にもなる。ガジェオタではありませんが興味はありますので、聞き取るモチベーションもあります。
 といいますか、さすがにプレゼンともなると、はっきり、ゆっくりしゃべってくれるので英語が聞き取りやすいんですね。まあそれでしか聞き取れないというのも問題ですが……。


 で、それを見ていて思ったのが、これら企業、プレゼンターたちのプレゼンの上手さや下手さ。この界隈ではジョブズのプレゼンが驚異的に上手いと讃えられていますが、これはその他大勢のプレゼンがいかにいまいちか、ということでもあります。

 たとえば最近のグーグルIOのプレゼンなどはジョブズのそれにかなり近い呼吸を見せていて、わかりやすくテンポも良いと感じるわけですが、なんのことはない、ジョブズのしゃべりくらいだったら別に大したことはないよ、という話なのです。あくまでもしゃべり限定ですが、一定の訓練を積んだ職業人なら割と自然にあのレベルになるものではないかと。
 個人的には、ジョブズの上手さは滑らかなデモンストレーションとトークの組み合わせにあると感じています。

 そのうえで、例えばいまいちなのがノキア。担当者がイントロからワァーッとしゃべるだけで何が要点なのか伝わってきません。
 またアマゾンのベゾスはセリフの間が長いのが特徴ですが、このとき身の置き場を失ったかのような、なんとも言えない表情をしています。勝ち誇った顔を続けられない(くらい無言の時間が長い)んですね。ただまぁ、製品発表時に意図的に長い間を設けるのは撮影してもらうためでもあるのでしょう。

 そんなわけで、最近のプレゼンサーフィンではIT業界の巨人といえども苦労しているんだなぁという感想を持ちました。うん、これはちょっと勇気づけられる。
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No.489|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

プレゼンしたい旅行

2012/10/29(Mon)23:09

 5泊6日のプレゼン準備修羅場から帰ってきました。
 自室での作業だけではあまりにも進捗が芳しくないため研究室に作業場を移したものですが、それにしても5日5晩寝食風呂以外はスライドを作り続けるとか何をやっているんだ。

 まあそれだけ難産だったということですけどね。途中まで作っては放り出したスライドをすべて数えると6、70枚にはなったでしょうか。

 どうも今回は、事前に情報を集めたまでは良かったものの、それを整理するのにえらく苦労した印象があります。スライドを作り始める前に言いたいことが決まっているのが個人的なスライド作成の理想ですが、今回はだいぶ外れてしまいました。このあたりの鍛練は先が長そうな気がします。

 もっとも、現実的にはスライド作り自体が思考の整理を促進しているでしょうから、結果間に合ったというだけで十分うまく運んだとも言えるのですが。

 それにしても、こういう状況になると自室と研究室の距離が徒歩5分というのは大貢献。自室を衣装ダンス付銭湯として使えると、研究室滞在時間が飛躍的に増えますね。

 そんなわけで、明日からは本格的?にプレゼンテーションの鍛練に入ります。本気で本気で、後日悔いることの無いように。

No.488|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

できるはず症候群

2012/10/24(Wed)01:27

 ここ何日間か、抱えているプレゼンテーションの準備を帰宅後の時間で行っています。研究室ではデータ処理をしながら論文を書いている毎日ですから、睡眠時以外はずっと業務時間の風情です。もう慣れましたが。

 件のプレゼンについて考えてみると、これ、自分の研究に直接かかわる話ではないのですが、そこそこボリュームがあるんですよね。発表時間は20分。質疑応答は別。発表時間だけ見ればうちの専攻の修論発表と大差ありません。そりゃ、一朝一夕で準備が終わらないわけですね(←捗っていない)。
 もっとも、一時的には研究と並ぶorそれ以上に重要であると位置づけているものでもありますから、「修論くらい頑張れ」という文句は丁度良い気つけでしょう。

 いやぁもう、この手のことは良い結果が伴わないとダメージが大きいものですので、最大限働いてチャレンジする所存です。そうですよ。頑張りますよ、頑張りますとも。私の冴えない修論なんて目じゃないくらい。

No.487|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

αとφとψの肖像

2012/10/06(Sat)23:16

 今度こそ観戦だけではなくて参加。小原歯車工業様が主催されたKHK杯に行ってきました。


 この大会は毎年かわさきの本大会とほぼ同じルール、リングを用意していて、文化祭シーズンの大会としては質・量ともにトップクラスを誇っています。一参加者の立場からすれば、こうした大会を準備、運営してくださる関係各位には頭が下がります。
 また、個人的にこの大会でとてもいいなと思うのは、KHKの社長が選手とロボットをコールしてくれること。結構声に力が入っているんですが、それを100試合以上(今年は107試合が組まれていました)も続けるのは大変に違いありません。こういうことに熱くなってくれる方がトップにおられると空気も良いんでしょうね。

 結果は優勝レパード、準優勝村正、三位不知火、四位ラファールでした。準決勝、決勝ともストレートの二本先取で決まる試合が無く、まさに実力伯仲でした。
 そもそもこうした文化祭シーズンの大会には団体単位の参加が多く、往々にして切磋琢磨を経たロボットが集まります。そのため、基本的にガンガン動く機体の闘いになって見ごたえがあるんですよね。リングと観戦者の距離も手ごろですし、かわロボに興味があるという方には観戦を薦めやすいところがあります。


 とまあ他人事のように書いてきましたが、一応私も参加者です。
 結果:初戦で負け
 いつものことというかなんというか、もはや悔しくもならないあたり、もうだいぶ終わってますね。
 七年ぶりの参加で、実力的には最下層だろうと薄々思ってはいましたが、あらためてそれを突きつけられると苦しいものがあります。個人的に、これまで出場した各種のロボコンの中では割と相性の良い印象があったのですがそれも今は昔。いよいよ夢から覚める時が来たかという思いです。この六年間、まあ長いブランクもありましたが結果として前よりただ手抜きな奴になっただけかと思うと、ちょっと(ちょっとじゃだめか。)考えさせられます。
 ま、とはいえそういうこと自体が参加した意義になっているのも事実ですけどね。私は来年、学生最後(予定)となるかわロボを笑って終えられるのでしょうか……。

No.486|ロボコン観戦Comment(0)Trackback

歪座標

2012/10/05(Fri)00:48

 NCフライスの隣で切削油を注しながら論文を書く生活を始めました。NCフライスで作っているのはM2さんたちの実験機器の部品で、いわばそれの留守番をしている形です。もちろん当人たちはほかのマニュアル工作機械のオペレーションで忙しく立ち働いています。大変だ。

 どうやら私は忙しくない側の人員に分類されているようで、一定のリソースをそちらに割くことがほぼ決まっているわけですが、有難いやら腹立たしいやら。とりあえず頼りにされているうちが華だと思うしかありません。夜中まで残ってるといっても遊んでるんじゃないんだよ!

 まったく、お互いのためにもこういう生活は早く終わればいいと思う次第。

No.485|バイオ研もろもろComment(0)Trackback