今度こそ観戦だけではなくて参加。小原歯車工業様が主催されたKHK杯に行ってきました。
この大会は毎年かわさきの本大会とほぼ同じルール、リングを用意していて、文化祭シーズンの大会としては質・量ともにトップクラスを誇っています。一参加者の立場からすれば、こうした大会を準備、運営してくださる関係各位には頭が下がります。
また、個人的にこの大会でとてもいいなと思うのは、KHKの社長が選手とロボットをコールしてくれること。結構声に力が入っているんですが、それを100試合以上(今年は107試合が組まれていました)も続けるのは大変に違いありません。こういうことに熱くなってくれる方がトップにおられると空気も良いんでしょうね。
結果は優勝レパード、準優勝村正、三位不知火、四位ラファールでした。準決勝、決勝ともストレートの二本先取で決まる試合が無く、まさに実力伯仲でした。
そもそもこうした文化祭シーズンの大会には団体単位の参加が多く、往々にして切磋琢磨を経たロボットが集まります。そのため、基本的にガンガン動く機体の闘いになって見ごたえがあるんですよね。リングと観戦者の距離も手ごろですし、かわロボに興味があるという方には観戦を薦めやすいところがあります。
とまあ他人事のように書いてきましたが、一応私も参加者です。
結果:初戦で負け
いつものことというかなんというか、もはや悔しくもならないあたり、もうだいぶ終わってますね。
七年ぶりの参加で、実力的には最下層だろうと薄々思ってはいましたが、あらためてそれを突きつけられると苦しいものがあります。個人的に、これまで出場した各種のロボコンの中では割と相性の良い印象があったのですがそれも今は昔。いよいよ夢から覚める時が来たかという思いです。この六年間、まあ長いブランクもありましたが結果として前よりただ手抜きな奴になっただけかと思うと、ちょっと(ちょっとじゃだめか。)考えさせられます。
ま、とはいえそういうこと自体が参加した意義になっているのも事実ですけどね。私は来年、学生最後(予定)となるかわロボを笑って終えられるのでしょうか……。
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