一晩しかスロットルを開けていないのにふらふらするほど疲弊してしまうのは、日頃の徹夜では怠けているからにほかなりませんね。今日も徹夜明けの蛙の末裔です。
ようやくNC関連の作業が終わった気配なので、忘れないうちに工作物の取り付け方について記録しときましょ。
作業範囲:
X方向220mm、Y方向97.5mm、Z方向140mm(?)
Zは上方向への振りよりも下方向の限界が結構怖い。目安としてはφ3エンドミルでの加工時にテーブル上面から10mmのところがぎりぎりだったような気がするのさ。あとYは本当にぎりぎりの限界値。90mmとして加工するのが無難です。
蛙流セッティング:
XY平面に関しては工作物の中央をワーク原点とし、作業範囲の中央(X=110 、Y=45)に合わせる。Z軸に関しては板へのポケット加工などでは工作物の上面+0.4mmをワーク原点とする。この0.4mmは、NCデータ作成時に図面上の原点からマイナス方向に0.4mm平行移動させることで対応する。エンドミル取り付け時にはすきまゲージを挟んでから締めても0.2mm位エンドミルが上がってしまうので、締めてからもう一度すきまゲージで測り、PCのジョグで原点を調整する。
0.4mm隙間をあける理由は、移動時にエンドミル先端がZ=0を通ることがあるからです。
注意:
フライス経験者が何を言うかという感じですが、エンドミルは結構たわみます。逃げます。なまってるとバニシングもあります。一度加工しきった後でも、すぐには工作物を外さずに、代表的な寸法だけでも測りましょう。削りきれていなければ工具径をわずかに小さく修正して追加工。このとき壁仕上げはないほうが良いと思われます(切り込みが小さくなりすぎて削れない)。
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