昨日高専ロボコンの中国地区大会を拝見しました。あいにく九州、四国は録画できなかったので実は今年初地区大会でした(地元関東甲信越放送時は抄録で忙殺されていた)。
個人的な話になってしまい恐縮ですが、中国地区のロボットって、全国に行けなかったロボットにも琴線に触れるのが多い気が。昨年の「勝覇(かっぱ)」をはじめ、98なら「アイランドゲッター」(松江)、01なら「レイクス」(松江)、03なら「Seite Vogel Drei」(徳山)、そして今年なら「Sentry」(松江)あたり。
いずれにしても完成度というか、機能美というか、そういったところが好みなのか(自分の)。おそらく未だに作る機体が「まがまがしい」とか「たどたどしい」と言われてしまう蛙の末裔からすれば、ひとつの憧れなのでしょうね、アコガレ。
あまり踏み込んだ言い方をすると失礼にあたるかもしれませんが、最近の松江高専のロボットがスタイリッシュでいいですね。「Garaxy」とか「Extender」とか「Sentry」とか。なにやらカリスマなリーダーさんがいらっしゃるようで、すごい人はすごいのねとつくづく思ってしまいます。機体コンセプト的にはオーソドックスだと思うのですが、それを無駄なくカッチリまとめてくるところがかっこいい。今年のも空気圧とベルト直動の連動なんかスムーズ過ぎです。結果的にリンクで構成する脚に分があったとはいえ、流れるような動きは多足・2足とも見ていて感嘆でした。
もちろん全国に行った「エアフィート」が面白くていいロボットだったので審査についても納得ですが。それにしてもこの「エアフィート」に代表されるように、皆さんホイホイジャンプしちゃうんですから時代は変わったものですね。93の「Spring Shaper」(石川、全国大会で初のジャンプ機)あたりが、どこかから見守ってくれているのかもしれません。
さて、こうやってロボット名出すのは楽しいのですが、どこかで失礼になるかもわかりません。もし不愉快に思われた方がいらっしゃいましたらコメントに文句を書いてくださって構いませんので。その折は修正なり記事削除なり致します。
偏愛ぶりが浮き立ってますが、つまるところロボコンのロボットはみんな好きだあっ、というノリです。大好き。
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