特にDTMとかができるわけではないのですが、音源モジュールを導入してしまいました。贅沢な話ですが、一度きれいなMIDI音楽を聴いてみたかったもので。ちなみにモノはSC-55K、中古で2400円でした。ほら贅沢。
RS232C→COMPUTER端子のケーブルは手製のものですが、Rolandのサポートからドライバを入れてreadme通りに設定したら無事音が出てくれたので一安心です。
感想としては、MSGSに比べたら遥かに綺麗。たまに吸い込まれそうになります。(え、吸い込まれてしまえ、ですか?)
取説がない状態での購入でしたが、この機種に関しては操作できる箇所が数えるほどしかない(聴くだけなら電源とボリュームと入力切り替えスイッチの3つ)のでいいですし。ちなみにSC-55Kの取説ってRolandのサポートにもないのですね。意外でした。仕方がないのでSC-55STの取説で我慢です。私の用途ではほとんど変わらないでしょうから。
が、しかし。褒めるばかりが能ではないというか、なにせ何世代も前の機種なのでいきなりパート数の限界が露呈。東方の原曲なんぞを聴いたせいなのですが、まぁこの機種よりあとの世代の音源(パート数、発音数が当機種の2倍、音色数は文字通り桁が違う)で作曲された曲じゃ仕方がありません。それだけ複雑な音の構成をしているんだなぁと感心して聴いてました。と言ってもパート数が足りず音が出ていないので聴いているというのは微妙か。作り手からすれば、せっかくの作品をへぼい環境で鑑賞されるというのは望んではいないでしょうから、私がやっているのはある種迷惑行為なのですよね。
あと、聴いていて突然音が出なくなることがあるのですが目下のところ原因不明です。これは地味に怖い。
10年ひと昔とすれば昔以前の機種ということでへぼいことに間違いはないのでしょうが、私は好きです。機能が少なくてとっつきやすいですし。
ま、単純に私が素人で何も知らないだけなのですけれどね。
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