今この文章を書いているPCには3種類の2次元CADが入っていて,そのうち2つがフリーソフトだったりします.一つはDJ! Standard,もう一つはAR CADというもので,前者は2年程前までメインCADとして,後者は主にファイル形式の変換用として使っていました.DJ!の方は今では別の名前に変わっていますが,インターフェースもさっぱりしていて使いやすいCADです(でした,になりますかね).母校で習ったAutoCADと操作が似ていた記憶があります.と,これはお世話になったDJ!へのお礼代わりの宣伝(胡散臭くてごめんね).
対してAR CADの方は,今でも同名で開発が続けられており,2か月に1回くらいバージョンアップのお知らせが通知されてきます.こうやって忘れないでいてもらえると,開発側に対して好感が持てますね.インストールしている私自身も,ハードディスクの中のARの存在を忘れないで済みますし,ってそれは酷いか.
ARのバージョンアップ通知の面白いのは,その回までに報告されているバグのうち,フィックスしたバグとフィックスできていないバグを示してくれるところなんですが,これが結構生々しい.”前回のバージョンアップにより発生したバグ”がフィックスされていたりするのをみると,開発者の息づかいが感じられてくるようです.割と高頻度にそういうバグが出ているように見えるのはご愛敬ですよね.好きですよAR CAD.
ああ,3種類のうちの最後の一つは現在のメイン,図脳Sketchでございます.初めてお金を払って買ったCADですが,流石製品だけあって使い勝手は素晴らしい.
どれもこれも2次元CADなのは,2次元で十分だからです! と言って毎度意味深な空気を放つわけですが,実際のところケント紙上の製図から仕込まれたせいなのでしょうね.2次元で十分です.
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