午前中は08大学ロボコン出場機体の解体ショーをしていました.私は主に見てる側.組み立てるときは一日がかりでも,ばらすのはあっという間でしたね.
感慨深い・・・と見せかけて実際は組み立てがやたら面倒臭くなる設計だっただけという.誰だこんな設計したのは!
すみません私です.
午後は研究室でマイクいじり.秋月で買ってきたSP0103NCなるシリコンマイクを己の前歯に貼り付けて,自分自身の口笛(歯笛)を録音しようとしていました.どうしてそんなことをするか?それは,ノイズの無い歯笛の音を聞きたかったからです.
個人差はあると思いますが,歯笛は普通の口笛より吐き出す空気による雑音が大きくなりがちで,当然気導音メインと思われる自分の耳にもこの雑音が入ってきてしまいます.このシーッ,シューッと聞こえる雑音をとりたくて,”近くで録音すればいいんじゃね?”という短絡的発想から前歯にマイクを付けようとなったわけです.最初は”歯だから骨導音?”などと適当なことを考えていたのですが,よく考えたら(よく考えなくても)あんまり意味ないかなぁとも.なんて根拠薄弱なのかしら.
そういうことで熱いうちにやってみました.結果は失敗.まぁはじめから理屈に乏しかったですからしょうがないですかね.ちなみに気づいたことは
・入れ歯安定剤は歯につかない.
接着には入れ歯安定剤を使いました.が,今回使った製品は肌にはつくのですが歯には全くと言って良いほどくっつきません.ちょっとタフデントぉ,期待してたのに.次は歯につく接着剤を使います.確か歯学部のある某大学の売店で売っていると聞いたので.
・結局録っているのは気導音.
歯につけられなかったので仕方なく上唇につけてみたのですが,仮に歯につけていたとしてもマイクの構造上拾えるのは空気の振動ですよね・・・.耳に入れる骨導マイクが存在するのは骨導マイクによって密閉された耳の中の空気が骨の振動によって震えるから,と推測していますがどうなのでしょう.
・余計な雑音まで入る.
上唇だと吹いている最中に揺れるせいか,普通のマイクで録音したときとは別のノイズが重畳します.今回はマイクをホットボンドで密閉したのですが(ほとんどのホットボンドの成分は食品衛生法上大丈夫らしい),内部の空間でマイクが揺れていたかもしれません.
つまりいろいろ駄目だった,と.今回はいくらなんでも頭が悪過ぎました.
あ,それと休日なので人が少なかったわけですが,そんな中廊下で会ってしまった隣の研究室の人,口から銅線出しててごめんなさいね!
PR