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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2026/01/26(Mon)04:19

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不器用サラダ

2011/04/03(Sun)23:49

 圧着ペンチの柄はもっと手に優しい形でもいいと思うのです。具体的にはハンドグリップくらい。

 今作っているのは極めてシンプルな台車なのですが、数が11台と多いので、これはこれで楽しいことになっています。1台に2つキャスターを付けるだけで22個。1台に4つ使用する金具は4個1袋のもので11袋。レーザー加工機で自作のスペーサは1台20枚なので合計220枚。ホームセンターでは当該金物を駆逐する勢いですし、レーザー加工機の作業は1日では終わりません。皿ねじ用のザグリは418箇所だぜ、ヒャッハー!
 その上これが頼まれ物で、組み立てキット風に納入することになっているので、ちゃんと組み上がるかどうかの検査もしないといけません。全数検査とか、趣味とは別の世界の単語だと思ってたんですが。

 そんなような状況で、昨日今日はギボシコネクタをひたすら圧着していました。よりによってギボシかよ、というところではあるのですが、まぁそれほどシビアな性能は要求されていませんし大丈夫でしょう。むしろ怖いのは接続不良で、これは私が現場でチェックする必要が有りそうです。自分で抜き差ししてみたら最初は結構力が要りましたし、最終的に組み立てるのは私じゃないですしね。
 それにしても、思い切り握るもんだから手の平が痛い。ま、それもあと少しの辛抱ですから。(終わってない。)

 とりあえず気になるのは、最近作るものが押し並べて質より量になっている点ですかね。
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No.369|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

回転椅子の回転の意味って

2011/03/29(Tue)02:43

 ほぼすべての回転式事務椅子において、その下半分のデザインは共通しています。中心を鉛直方向に貫く一本の柱と、その下で放射状に伸びる数本の足、そして各先端に取り付けられたキャスター。
 柱が一本しかなく足が放射状であることの理由は、座面と足が相互に柱を軸として相互に回転可能であるからですが、でもどうして回転できるのでしょうね。
 座った状態で向きを変えるため、というのはちょっと違う気がします。キャスターがあれば、巨視的には椅子と床とは平面対偶によってつながる関係にあるわけですから、床面に平行な並進と床面に垂直な軸周りの回転は自由なはずです。座面の回転機能は、この平面対偶の持つ回転自由度と重複します。

 話が逸れますが、もしこの座面の回転機能が無ければ、事務椅子のデザインは現在よりずっと合理的になるのではないかと私は思います。近年の椅子にはリクライニングが可能なものが多いですが、リクライニング時の重心の移動方向は使用者の前後方向と決まっており、左右には殆ど変化しません。何もしなければ、背中を後ろに倒せば倒すほど重心は後方にずれていきます。そして、やり過ぎると転んでしまう。ですから、リクライニング出来る椅子の足は前後方向には長くあるべきなのです。と同時に、左右方向には短くてもいいことになります。事務用机の中に入れることを考えても、足下がスリムであるのに越したことはありません。事務椅子の足は、正多角形状ではなく、前後に長い長方形であるほうが(少なくとも上で検討した項目に関しては)合理的です。
 ところが、椅子に回転機能を持たせると長方形という異方性の高い形状が使えません。たまたま短辺が前後方向になろうものなら容易に転んでしまいます。というわけで、どんな向きでもほぼ一定の安定性をもたせるためには正多角形状である必要が有りますが、しかし闇雲に正多角形を大きくすることもできない。やはり左右方向に広がってしまうのはスペース的に問題が有るのです。なるべく小さな外接円に収まる足で、安定性を得るために、メーカー各社はいろいろな機構を用いています。回転さえしなければ、簡単に解決できそうなのですが……

 そんなちょっと厄介な回転機能の意義、最近は、座っているときの細かな体の動きを許すことにあるのではないかと思っています。この回転機能は、キャスターがタイルカーペットやクッションフロアに埋まってしまっていても、整備さえ出来ていれば軽く動いてくれますから、どんな床でも椅子は回転だけはしてくれる。自室で使っている椅子はグリス切れで(手入れしろよ)回転が渋いのですが、そうすると何となく窮屈なことがあるのです。対して、研究室の椅子ではそういう気分にはあまりなりません。椅子自体が異なるのではっきりとは言えませんが、小さな姿勢変化が座面の回転によって許容されているというのには実感が伴います。

 ですが、じゃあそれがベストなのか、と考えるとちょっとどうよと思うのも事実なわけで。
 もともと、上記の回転機能が生きるにはキャスターによる動作が渋いという前提があり、ここが軽く動けば何の問題も無いと考えられます。キャスターが渋いことは椅子全体の動きを抑える役割も果たしているでしょうが、それならば動きの良いキャスターとブレーキ機能が有る方が直接的です。また、着座状態での動きの量などたかが知れていますから何も360度全周動ける必要もないでしょう。それに、鉛直軸に対する回転運動で上記の動きを吸収してしまうのが合理的かどうかもわかりません。って、こんなこと皆考えてると思いますけどね。
 

No.368|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

体幹の倦怠感

2011/03/27(Sun)23:27

 研究室のほぼ全員でカートをやってきました。初体験です。
 チキン蛙の末裔はカート場に着いたときから、音とスピード感(他の車の)に引き気味。
 ただ、乗ってしまえば思ったほど危ない感じはしないものですね。と言いつつ私は研究室面子の中でも特に及び腰で運転していた方です。加えて、終盤はアクセルを踏みこむのには慣れたものの、今度は基礎的な体力不足で機体を抑えられないというね。コーナーではハンドルにしがみついていました。

 こんな体たらくですので、研究室のメンバーで行ったレースでは安心の最下位。まあ楽しかったからいいんだ、うん。

 そしてレース後。
 手と腕、それに背中の疲労感は凄かったですね。力が入らないと言いますか、力を入れる気になれないと言いますか。そして、それが手なら適当にぶらぶらさせておけば良いわけですが、背筋となると直立姿勢を保つのも億劫ということに。いやさ、姿勢を支えているのが筋肉であるということを実感しました。筋肉痛は、いつ来るかなぁ。
 

No.367|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

拍子木と手拍子

2011/03/21(Mon)21:52

 しかし木拍子なんて安易に口に出すわけにゆかぬ。

 東急ハンズの唐木売り場にて、リグナムバイタとパロサントの端材を購入しました。以前から行く度に見ていたんですが、今回出ていたのは安かったんです。多分、リグナムバイタはちょっと辺材っぽく軽いせい。
 パロサント、というのは初めて見た樹種でしたが、どうもアロマテラピー分野ではそこそこ有名な木なようですね。Wikipedia英語版によれば、リグナムバイタを指すこともあれば、同じハマビシ科の別の植物を指すこともあるとか。いずれにせよ遠く地球の反対側からやってきた異様に重い木片であることに違いは無いようです。

 ?さて何に使う?
 今のところ用途は一つで、ただ眺めるだけ。私はこの木の湛える緑色が好きでして、パロサントも同様です。
 もっとも、リグナムバイタは優秀な船舶用木製軸受の素材だそうですから、そういう風に加工してみるというのも乙かもしれません。


 ちょっと飛躍しますが、堅くて重いこれらの木を眺めていたら、無性に拍子木を打ちたくなってきました。個人的には、拍子木を打つという行為は口頭発表で使うベルを鳴らすのと通じるものがあると思っています。
 澄んだ音色、打った後長く引く余韻、打つ前の自分鎮静化と精神的準備。あぁ、心が洗われますな。

 その2/3が自分の世界での出来事であるところに、日頃の邪念の片鱗が窺えようというものですが。
 

No.366|バイオ研もろもろComment(0)Trackback()

合理性の個人差

2011/03/17(Thu)02:00

 最近オフィスチェアが皆イケメンに見えて仕方がない蛙の末裔です。引き締まったデザインの椅子も、一見不格好なデザインの椅子も、ずっと見ていると格好良く思えてくるから不思議です。
 あれですかね、自室では床に布団を敷いているのですが、そういうローアングルから見上げる形になると構造物って格好よく見えてしまうんですかね。

 今日は、自室にあるamicus(Teknion社製、ガス圧昇降に不具合がある中古品を4000円で購入)というオフィスチェアのデザイナーが分かってちょっと嬉しい気分。海外のサイトで信頼性は?ですが、その記事によるとZooey Chuによるデザインだそうです。この人、国産の椅子ではPLUSのオーバルチェアやリオルガをデザインしているそうなのですが、言われてみるとamicusの座面のクッション機構はリオルガのそれと雰囲気が似ているんですよね。amicusは、勿論座面にウレタンも入っているのですが、そのウレタンクッションがハンモック状にぶら下がっているうえ、更に座面の下4点をばねで支持する複雑構造。一方リオルガはエンジンマウントに使うようなゴム製ばねで椅子の本体を4点支持。これは臭いですねぇ。

 自室で座っている感想としては、amicusはクッション機構が先述のように多層的なためか着座時の圧感が複雑です。調整可能な箇所が多いのはとても良いですね。デザインにも座り心地にも軽快な印象はありませんが、好きな人は大いにはまりそうなと言いますか、味のある座り心地だと思っています。私は好きです。
 そういう観点では、同じデザイナーによるオーバルチェアとも相性が良いのかもしれません。今まではその特異な曲面形状にいかがわしさを覚えていたのですが(失礼)、見直す必要がありそうです。

 ちなみに、先日の日記で”岡村製作所のアドフィットに座っている”的なことを書いていましたが、白状すると自室にはオフィスチェアが2脚あるのでした。どちらを使うかはその日の気分。贅沢ですね!
 結果として、体がどちらにもジャストフィットすることが無い、という利点とも欠点ともつかない影響はありますが、毎日格好いいオフィスチェアを眺められるので文句はありません。これを目の保養と言わずして、何を目の保養と言いましょう。

No.365|オフィスチェア的変態Comment(0)Trackback