私はとてもとても初心者なので,目下基本的なコマンドから勉強中です.確か去年の今頃も同じようなことをしていたはずなんですが,半年以上使わないと忘れますよ,はい.
この手の数値処理環境はRとScilabに手を付けたことがありますが,個人的にはScilabの方が覚えやすい印象です.データの形や日常最低限必要になるコマンドがシンプルで少なく,直観的に使いやすいと思います.二次元グラフならplot2d,とか.それに,これらのコマンドに必要な引数も多くはありません.
まあこれは言いかえればRの能力のほうが圧倒的に多様であるということなのですが,日常の計算道具にするまでの努力はより多く必要かなあと.ただ,その分,と言っては難ですがRのほうがWEB上の資料も多いですから,そういう意味では恵まれているとも言えますか(自分のやりたいことの参考になる資料を見つけるのが結構大変なのですが).
いくつかのベンチマークでRがやたら速いのを見かけたので,もう全部Rに統一してもいいんじゃないかなあなんて思ったのですが,Rは信号処理関係(というか制御分野)をほとんどカバーしていないんですよね.それもあって,やっぱりR,Scilabの二本柱体制を続けてしまいそうです.
Rのデータフレームは,よりプリミティブなデータ形式にして扱いたい.
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