蛙の末裔の妄創手帖

　しくじりました．

　私，Scilabのデータや解析結果や解析のログや書いたプログラム（関数というべきか）の類は全て作業用のテンポラリフォルダに入れていたのですが，今日そのフォルダに新しくツールボックスを展開してしまったんですよね．新しくフォルダを作ればいいものを作業用フォルダに広げてしまったので，ありゃミスったな，と思い，先程展開したファイル群の中のuninstall.exeを実行しました．

　……何も残らなかった．

　一応，テンポラリフォルダを今の場所に据えたのが12月28日で，消えたのはそれ以降に解析したものなのですが，その期間に解析した結果は学会にも出しているし，解析用の関数がそもそも消えてしまったしで，最小限の犠牲とは言えないのがつらいところです．確かに大したことない関数でしたけど，素人だけに時間はかかりましたから…．


　落ち着いて考えれば，uninstall.exeさんが今まであったScilab関連のファイルと，新しく入れたファイルを区別できない危険性があるくらい，予見して然るべき．というより，大事なデータや解析結果を作業場所に放っとくのがいけないんですよね．これだけ毎日ディスプレイを眺めているのに，そういうITリテラシーは身についていませんでした．情けない．
　ただ，解析結果にしてもデータにしても，今までは右クリック削除でごみ箱経由で消すしかしていなかったので，アンインストール一発でさよならというのを予想できなかったのは仕方ないのかもしれません．自爆して困るのは私自身なんだけどなぁ．

　期せずしてリファクタリングのチャンスが巡ってきたと思って頑張ります．