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蛙の末裔の妄創手帖

ポリシーは「ものに優しく」。
人畜無害で善良な変質者を目指します。
って、なにそれ?

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2025/02/22(Sat)03:40

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DSって素晴らしい!かも

2012/04/10(Tue)01:53

 いやぁ、意を決して使い始めてみたDraft Sight、わかりやすいです。2DCADの用語ってこんなだよね、と思ったものが揃っていて、GUI操作であまり悩みません。って、2DCADの業界標準を実質的に主導したのがAutoCADで、Draft Sightはそれのクローンなわけですから(法的係争にならないように個性も加えてあるらしいですが)、用語がそれっぽいのは当然でしょうか。あと、頻繁にいじる機能は階層が浅く、アクセスしやすいように思います。
 今のところ引っかかった謎仕様は、ESCでエンティティの選択とコマンドの選択が同時に抜けてしまうことくらいですかね。これは操作回数が増えるんでいまいちだと思うのですが……

 話は変わって、今日は研究室の新4年生歓迎飲み会でした。今のところ私は家族で唯一(未成年のブラザー除く)の下戸で、研究室でもほとんどお酒を飲みません。
 にも拘らず、毎度飲み会後は頭が痛い。漂っている酒精が苦手なのかと思ったりもしましたが、空気中のアルコールくらいでは、ほろ酔いこそすれ頭痛にまでは至らないと考えます。極端に目が疲れた時も頭痛はしますが、飲み会をしている間、仕事はしていないので目も疲れようがありません。
 はてなんだろうなと考えて、最近は飲み会時の自分の態度が原因だと考えるようになりました。何のことはない、日頃鍛えていないコミュニケーション力が、非力さを露呈しているだけなのではないかと。筋肉痛のようなものですね。
 普段から人の心の機微に敏くなっていないと、こういうときオーバーヒートしていけません。あれだ、日常的に、もう少し人の話はまじめに聞こう。

 あ、でも、確かに疲れますが、飲み会は好きですよ。はい。
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No.449|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

二次元CADは冬の時代?

2012/03/11(Sun)02:39

 もし冬の時代が来てしまったとしたら、再び繁栄することはなさそうですが。
 愛用している二次元CADの図脳sketchが販売終了となっていたことを今日知りました。あ、あ、あ……。同じ価格帯の後継CADは出ていないようで、選択肢は上位機種のRAPIDしかありません。図脳RAPIDの価格がそれだけ下がったかというとそうでもないですし、厳しいところです。せっかく低価格帯の三次元CADを出しているのですから、価格帯も含めて差別化することを考えたらsketchは悪くなかったと思うのですが。

 そんなわけで、二次元CADを新調しようと考えたらいやでもRAPIDか、あるいは他社のCADを検討しなくてはならないわけですね。ネット上でもたまに目にしますが、やはり使い慣れたCADが消えてしまうというのは痛い。

 もちろん、今すぐCADを新調しようとは思っていないのでしばらくは現状維持ですが、いずれ決断しなければいけないのでしょう。
 私の場合、最初に習ったのがAutocadLT2000、身の回りのPCに入れて使い始めたのがフリーのDJstandard、そして大学に編入してから図脳sketch、とこんな遍歴で生きてきました。この間、フリーでHO-CAD、AR-CAD、鍋CAD、MYCAD2D、JWW、有償で(大学のPCに入っていた)CADSUPERFXなんかを触りましたが、どうも私の主観は補助線重視の作図を好む様子。これは、紙の上で試行錯誤する感覚が好き、ということなんでしょうか。
 ただ、そこで厄介なのは、補助線関連の機能に秀でたCADが少ないこと。ぬるいユーザーなのでマウスでアイコンをクリックする作業を多用するのですが、補助線に関してそれが充実しているCADは少ないのです。

 この点では、今日体験版を使ってみたTurbosketchは悪くなかったんですが、このCADは補助線を含む各種コマンドの階層がちょっと深いんですよね。機能が多いからか、整理しきれていないのか、いろいろな操作でキーやボタンを想定より一回以上多く押すような気がします。あと、描画されたオブジェクトを選択するときの表示がちょっと大げさかなぁ。
 また、DraftSightはフリーとは思えないほど垢抜けた素晴らしいデザインで構成もAutocadに近いですが、そもそも自分自身はAutocad系から移行してきたわけですから、戻るには心の壁を越えなければなりません。
 まだしばらく、迷走は続きそうです。

 それにしても、DraftSightだとかSolidEdge2D(まだ触ったことがないですが)だとか、世界的な大手CADベンダーにフリーでこんなのを出されたら中小のローカルベンダーはやっていけませんよね。恵まれた時代には違いないでしょうが、同時に産業として衰退していく途上にあるようにもみえて少し不安になります。いずれは二次元CADが金にならなくなり、機能や利便性の追求が止まってしまう、などという、二次元CAD冬の時代が来ないとも限らないわけですから。

No.448|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

三度寝スパークリング

2012/03/09(Fri)02:30

 D論を書くまでの一年半の間に何をやるべきか、今そんなことをまとめているのですが、ちょっと項目が多すぎて手が回らない感じになってきてしまいました。来年度は入ってくる学部4年生が例年より一人少なくて、当然のことながらこのテーマの働き手は増えません。そのくせ外部と共同研究しているテーマの戦力に私も計算されているというのが、(光栄ですが)また足を引っ張ります。自分で言ってりゃ世話無しですが、そんなリソースはこの身には無ぇよっつー話ですね。

 ここで己がテーマを変えて、少なくとも今戦力と見積もってくれている研究に軸足を移せば、ある部分は良くなるかもしれませんが、それもどうだか。研究の止め方、というのを考えるにはまだ早いと思うわけです。時間と労力の制約のせい、と言ってしまえば俄然妥当に聞こえますが、その制約は研究内容によって生じたものではないからなあ。
 それに、先の共同研究のテーマについてはうちの教授陣があまりにも楽観的なのが不可解というか不快というか。明らかに手招きの素振りが見える割に、目的意識しか話題にしないのは何故なんでしょうね。そこをなんとかするのがD論だ、と言ってしまえばそれまでですが、まだ釈然としない面が確かにあります。不気味なだけなら突っ込む気力も湧くのに。

 とまあ、こうして現在の方向性に固執するところが、社会的に博士が嫌われる原因のひとつなんだよなぁとも思います。

No.447|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

Viscoを食べると粘り強い子になる

2012/03/01(Thu)01:53

 締切が二月末だった論文をなんとか投稿しました。事前の想像では、投稿すればそれなりに達成感があるはずだったのですが、実際にはそうでもありませんでしたね。直前三時間くらいはかなりてんやわんやで、空中分解寸前でした。あらかじめ整形して整理しておいた画像のサイズが実は間違いだったことに気付いたときには焦りましたね……。
 そのうえ、投稿規定についても見落としがあって、事務局の方に頼んで確認する始末。ほんと、お手数をおかけしました。

 いやもう、国内のジャーナルだったから良かったものの、海外だったら万事休すでした。思い出すだけでも、針金で締め付けられるような恐慌を感じます。ほんと、もうこんなのはいやだ。

 余裕こそもっとも尊い精神状態であり、そのためにこそ一所懸命努力するべし、という思いを強くした次第です。

No.446|バイオ研もろもろComment(0)Trackback

金型の大冒険

2012/02/18(Sat)03:13

 今月末締切の論文執筆が俄然危険水域に入ってきました。年末年始に一度まとめた内容を文字に起こせば良いだけだと思って当初は楽観ムードだったのですが、やはりそうは問屋が卸さなくてですね。

 不味いのは、当時なりふり構わずまとめたせいで、信じられない間違いがちらほら見つかること。文章を書きながら、ふと”?”と思ってデータをあたってみると勘違いがあったりするという、まるで卒論か修論のような有様です。今晩も、一番重要な箇所で間違ったデータ処理をしていたことが見つかり、まとめている筈が発散寸前でした。ぎゃー。
 それでなくてもペースが悪いのに、ここで論文を落とすようなことになると相当キツイので、頑張っておきましょう。ええ。

No.445|バイオ研もろもろComment(0)Trackback